前回はVPCを構築しました。
構築と言っても、ちょっとクリックしたらできちゃうのでそんな大層なもんではありません。
で今回は、前回作成したVPCのパブリックサブネット内にEC2を構築したいと思います。
僕のプロフィールはこちら
目次
EC2って何?
Elastic Compute Cloudの略で、ざっくり言うと「仮想サーバー」になります。
EC2構築手順
まず、「インスタンスの作成」をクリックします。
1.ステップ1:Amazonマシンイメージ(AMI)
「Amazon Linux」を選択します。
※お試しなら無料利用枠が無難でしょう。
ステップ2:インスタンスタイプの選択
「t2.micro(無料利用枠の対象)」にチェックを入れ、「次のステップ」をクリックします。
ステップ3:インスタンスの設定
以下のように設定します。他はデフォルト。
ネットワーク(プルダウン) | hands-on-vpc |
---|---|
サブネット(プルダウン) | public subnet a |
自動割り当てパブリック IP(プルダウン) | 有効 |
ステップ4:ストレージの追加
デフォルトで次に進みます。
ステップ5:タグの追加
以下のタグを追加します。
Role | Web |
---|---|
Env | Development |
タグはグルーピングの役割を果たしています。
ステップ6:セキュリティグループの設定
項目 | 値 |
---|---|
セキュリティグループの割り当て | 新しいセキュリティグループを作成する |
セキュリティグループ名 | web security group |
説明 | web security group |
新しいセキュリティグループを設定します。
タイプ | プロトコル | ポート範囲 | ソース① | ソース② |
---|---|---|---|---|
SSH | TCP | 22 | マイIP | ※自動的に設定される |
HTTP | TCP | 80 | カスタム | 0.0.0.0/0, ::/0 |
上記のように設定し、「確認と作成」をクリックします。
セキュリティグループはインスタンス単位で設定される仮想ファイアウォールです。
ステップ7:確認
諸々確認をして「起動」をクリックします。
キーペア作成
項目 | 値 |
---|---|
(プルダウン) | 新しいキーペアの作成 |
キーペア名 | aws-study ※なんでもOKです |
上記のように設定し、新しいキーペアを作成します。
入力したら、キーペアのダウンロードを忘れずに!
あとは、「インスタンスの作成」をクリックすれば完了!
まとめ
VPC内にEC2を構築していましたが、意外と簡単ですね。
EC2に関連するセキュリティグループなんかも手順内で作成できるので非常に分かりやすい。
ってことで次は、EC2にElastic IPの設定をしていきます。