Windowsには「.(ドット)」始まりのフォルダというものがあります。
基本的に「.(ドット)」から始まる名前のフォルダは作成することができないのですが、コマンドプロンプトを使用することで作成することができます。
しかし、実はそれ以外にも作成する方法があるのです。
しかも、その方法はコマンドプロンプトを使用しません。
ということで今回は、「.(ドット)」始まりのフォルダ作成方法を「通常パターン」と「裏技パターン」に分けてご紹介します!
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「.(ドット)」始まりのフォルダって?
「.(ドット)」始まりのフォルダをよく見る場所としては「C:\Users\〇〇」でしょう。
ここに「.ssh」など、「.(ドット)」から始まるフォルダが存在します。
実際に「.(ドット)」始まりのフォルダを作ってみる!
では、実際に「.(ドット)」始まりのフォルダを作ってみましょう。
エクスプローラー上で、「右クリック⇒新規作成⇒フォルダ」からフォルダを作成します。
今回は「.izumin」としました。
そうすると、以下のようにエラーが発生し、フォルダが作成できません。
「.(ドット)」始まりのフォルダ作成方法
では、「.(ドット)」始まりのフォルダ作成方法を、「通常パターン」と「裏技パターン」に分けてご紹介していきます。
通常パターン
従来、「.(ドット)」始まりのフォルダを作成する方法としては、コマンドプロンプトを使用してきました。
コマンドプロンプトで「mkdir」コマンドを使用し、「.(ドット)」始まりのフォルダを作成します。
このように、「mkdir」コマンドを使用します。
できましたね。
裏技パターン
従来のパターンだと、わざわざコマンドプロンプトを使用しなくてはなりません。
「mkdir」コマンドを使用するだけと言っても、若干面倒です。
そこで、ちょっと裏技があります。
それは、フォルダ名の最後に「.(ドット)」を入力するという方法です。
実際にやってみましょう。
エクスプローラー上で、「右クリック⇒新規作成⇒フォルダ」でフォルダ名に「.izumin.」と入力してください。
すると、最後の「.(ドット)」が除去された「.izumin」というフォルダが作成されます。
びっくり。
まとめ
普段、「.(ドット)」始まりのフォルダを作成することは少ないですが、こういう裏技を知っていると何かと便利です。
僕はこの裏技を知った時、ちょっと震えました(笑)。
あなたも是非誰かに自慢してみてください。
・エクスプローラーから「.(ドット)」始まりのフォルダは作成できない。
・「.(ドット)」始まりのフォルダ作成方法は「通常パターン」と「裏技パターン」がある。
・「通常パターン」は、コマンドプロンプトのmkdirコマンドで作成する方法。
・「裏技パターン」は、フォルダ名の最後に「.(ドット)」を付ける方法。
・「裏技パターン」では、最後に付けた「.(ドット)」は除去される。