海外旅行に行く際、クレジットカードを利用する人も多いと思います。
VISAカードなんかはどの国でも利用できますが、現金が必要になる場合もあるかと思います。
現金を用意するには、日本円を外貨に両替する必要がありますが、両替には手数料がかかるというのはご存知でしたか?
せっかくの旅行なのに、手数料なんかにお金を取られるのは嫌ですよね。
という事で、今回は外貨を両替する際に知っておくとお得な情報をまとめてみました。
外貨の両替場所
まず、外貨の両替場所ですがこれは色々です。以下が代表的かと思います。
- 銀行の窓口
- 金券ショップ
- FX業者
- 空港
銀行の窓口は、外貨両替コーナーで両替を行なう事ができます。
外貨の宅配や郵送なんかもやってるみたいですよ。
自分が利用する銀行を調べてみると良いかもしれませんね。
金券ショップも銀行と同様、外貨への両替が可能ですし、スピーディーに両替をしてもらえます。
また、FX業者と言うとお堅いイメージですが、要は外貨を取り扱っている会社という事になります。
決してやばい会社とかではありません。
外貨の両替には手数料がかかる!?
冒頭でもお話しした通り、外貨への両替にはかなりお高い手数料が発生します。
では、銀行の窓口・金券ショップ・FX業者などで両替をする際、実際にはどのくらいの手数料が発生しているのかを見ていきましょう。
例えば、日本円→米ドルへの両替の場合、1ドル当たり3円の手数料が発生しています。
旅行に行くとなるとそれなりの金額を両替する事になると思うので、今回は1000ドルで考えてみます。
日本円→米ドルへの両替を1000ドルで考えてみた場合、3000円の手数料が発生している事になります。
なかなかの金額です。
お土産なんかが普通に買える金額です。
日本円→米ドルへの両替は他の外貨と比べて安く、ユーロなどは1ユーロ当たり6円の手数料が発生します。
なんとかならないもんですかね。
外貨の両替におすすめなのは?
外貨の両替で最も安くなると言われているのが、FX業者を利用した場合です。
もちろん業者にもよります。
一番高いのは銀行なので、できる限り銀行での両替は控えたいところです。
金券ショップは銀行よりは安いので良いかもしれません。
FX業者で有名なのがマネーパートナーズなので、そちらで比べてみたいと思います。
マネーパートナーズを利用した場合、1ドル当たり約20銭ほどの手数料なので、1000ドルで考えると約200円ほどの手数料にしかなりません。
先程は3000円だったので全然違いますね。
ただし、マネーパートナーズから直接お金を引き出せるわけではないので、どこで引き出すかによって手数料が上乗せされます。
一番安いのは空港でお金を引き出す場合ですが、諸々合計すると約850円ほどの手数料になります。
それでも3000円に比べると全然ましですよね。
FX業者の手数料の仕組み
FX業者の手数料の話が出たので、一体どういう仕組みなのかをお話しします。
まず、FX業者で外貨の両替をするだけなら、先程ご説明した通り、1ドル当たり約20銭ほどしかかかりません。
ただし、FX業者からは直接お金を引き出せないので、銀行に一旦送金する必要があり、これにより手数料が発生します。
そして、銀行窓口もしくは空港でお金を引き出す際に、さらに手数料が発生しているので、元々の手数料である200円に上乗せされるような仕組みになっています。
手数料のオンパレードという事になりますが、こういった事に自分の貴重なお金が取られるのは嫌ですよね。。
外貨の両替一覧表
以下が外貨の両替一覧表です。参考にしてみて下さい。
円→米ドル 両替手数料 |
1,000ドル(10万円) | 5,000ドル(50万円) |
---|---|---|
銀行窓口 | 3,000円 | 15,000円 |
金券ショップ ※店舗により異なる |
2,000円 | 10,000円 |
FX→銀行窓口 ※みずほ銀行の場合 |
3,850円 | 5,250円 |
FX→空港 | 850円 | 2,250円 |
結論:何が一番安い?
外貨の両替について色々書きましたが、結局一番安いのは、「FXを利用し空港でお金を引き出す」事です。
FXは馴染みがないかもしれませんが、利用してみる価値は十分あるかと思います。
海外へよく行く人にはおすすめです。
まとめ
外貨への両替と言うと海外旅行をする時くらいですが、やはり手数料は抑えたいですよね。
一番安いのは、「FXを利用し空港でお金を引き出す」事ですが、空港で引き出すのが面倒な人は、金券ショップなどを利用すると良いかもしれませんね。