世界三大瀑布の一つ、イグアスの滝。
マチュピチュなどと並び、南米の中で一度は訪れたい観光地の一つです。
世界三大瀑布の中でも、イグアスの滝は最も迫力があると言われています。
今回はそんな迫力満点のイグアスの滝をご紹介します。
イグアスの滝とは
イグアスの滝は、ヴィクトリアの滝、ナイアガラの滝と並び、世界三大瀑布の一つとされています。
イグアスの滝の特徴は、そのスケールの大きさにあります。
滝幅が約4㎞、最大落差は約80mです。また、毎秒65,000トンという水量を放出していると言われています。
また、滝の本数は世界一です。
アメリカのT.ルーズベルト夫妻が訪れた際、イグアスの滝のスケールの大きさに驚き、「かわいそうなナイアガラよ」と言ったのは有名な話です。
イグアスの滝の由来
イグアスの滝は、先住民のグアラニ族の言葉で「大いなる水」という意味だそうです。
その言葉通り、滝のスケールだけ見ると間違いなく世界一です。
イグアス国立公園
イグアス国立公園はアルゼンチン・ブラジルにまたがる国立公園です。
イグアス国立公園の大きさは、アルゼンチン側が約65,000ヘクタール、ブラジル側が約185,000ヘクタールなので、東京と同じくらいの面積になります。
イグアス国立公園は、1986年に世界自然遺産に登録されています。
イグアスの滝を見るなら
イグアスの滝を見るには、イグアス国立公園に入らなくてはなりません。
入場料は約2000円ほどです。
イグアスの滝の魅力は、遊歩道を利用する事で滝を間近に見れる事です。
ブラジル側
イグアスの滝の全体像を見るならブラジル側がおすすめです。
ブラジルはイグアスの滝の約20%しか占めていませんが、全体像を見るには適しています。
いわゆる水のカーテンと呼ばれる風景を見れるのはブラジル側になります。
ブラジル側は全体を見るのに約半日ほどかかります。
アルゼンチン側
アルゼンチン側は、イグアスの滝を様々な角度から楽しむ事ができるのでこちらも見逃せません。
アルゼンチン側では滝の脅威を肌で感じる事ができるので、スリルが欲しい人は良いかもしれません。
アルゼンチン側で有名なのは、悪魔の喉笛です。
その轟音と凄まじさから悪魔の喉笛と呼ばれています。
アルゼンチン側は全体を見るのに約1日ほどかかります。
悪魔の喉笛
イグアスの滝の中でも、悪魔の喉笛は観光地として非常に人気があります。
高さは約82m、幅150mのU字型で、長さは約700mにもなります。
イグアスの滝周辺の動植物
イグアスの滝周辺には珍しい動植物が生息しています。
ハナグマやサル、珍しい蝶などが見られますが、ハナグマなどは人馴れしているのでお触りは厳禁です。
イグアスの滝への行き方
日本からだと、アルゼンチンやブラジルへの直行便はありません。
ですので、乗継をするか他の南米の国と一緒に観光をするのが一般的です。
イグアスの滝のベストシーズン
イグアスの滝のベストシーズンは5~10月の冬場になります。
冬と言っても気温は約20℃ほどなので快適に過ごす事ができます。
亜熱帯地方という事もあり、夏場に行くと気温は30℃を越える事もあります。
行くとすれば20℃前後の冬場がおすすめです。
気になるのは水量の多い時期ですが、基本的に12~2月に水かさが増すと言われています。
まとめ
世界三大瀑布と言うとナイアガラの滝を連想してしまいますが、迫力でいうとイグアスの滝が圧倒的だという事は意外と知られていません。
もちろん他の滝にもそれぞれの特徴があるのですが、何よりスリルや刺激が欲しい人にはピッタリかもしれません。
日本からだと気軽に行ける距離ではないですが、一生のうちに一度は行ってみたい場所かなと思います。
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