事実というものは変わりません。
相手がどう感じるかは人それぞれですが、事実が覆ることはありません。
先日、ITプロパートナーズさんから案件メールが来たので返信したら無視されました。
詳しい経緯と、なぜこれを記事にしたかったのかは後ほどお話しします。
ITプロパートナーズとは?
いわゆるIT関連のエージェントで、フリーランス向けの案件紹介を行っています。
特に、週2~3日制の案件が多く、起業を考えている方向けであるなど、スキルの高い人をターゲットとしているエージェントです。
URL:「https://itpropartners.jp/member」
まずは詳しい経緯から
メールのやり取りを載せても良かったのですが、相手の許可を得ず載せるのは公平ではないと判断し、今回は載せないことにしました。
「案件を探していないか?」というメールを貰う
先日、ITプロパートナーズさんから「案件を探していないか?」というメールを頂きました。
ITプロパートナーズさんを利用したことはなかったのですが、1年ほど前に僕がフリーランスで案件を探していた時にお話しをさせて頂いたことはありました。
その時の繋がりからメールを頂いたことになりますが、あちらとしては案件が余っているから片っ端から連絡しているのだと思います。
これに関しては、あちらの仕事の一環でもあるので、特に嫌な思いは抱きません。
むしろ正しいかなと。
リモート案件を探している旨の返信をする
僕は現在参画している案件があるため、案件を探しているという状況ではないのですが、少し話を聞いてみたい(現在所属している会社でリモート案件を推進しているため)と思いました。
なので、「現在案件を探しているというわけではないのですが、会社全体でリモート案件を探している状況ではあります。」とそれとなく伝えました。
「SES事業をしていて、現在リモート案件を探しているということか?」というメールを貰う
僕がメールを返信すると、次の日さらに返信がありました。
「それは御社でSES事業をしており、現在リモート案件を探しているということですか?」と丁寧なメールを頂きました。
会社としてリモート案件を探している旨を伝える
こちらとしては、ITプロパートナーズさんがフリーランス向けの案件を紹介しているエージェントだということは承知しています。
その上で、「良いリモート案件がないかを探しているところです。」という返信をしました。
返信が一切返ってこない
それ以降、返信はありません。
経緯を踏まえた上で何を伝えたいのか?
まずは経緯からお話ししました。
で、僕が何を伝えたかったのかと言うと、「僕が経験した事実をそのまま書きたかった」、これに尽きます。
今回のことで嬉しい気持ちになる人はいません。
が、ブログの性質上、こちらの意見を一方的に書くのもこれはこれで公平ではない気がします。
なので、まずは事実確認をし、そこから僕の考えをお話しし、これが誰かの参考になれば嬉しいなという気持ちがある、それだけです。
なぜITプロパートナーズは僕に連絡をしてきたのか?
これは単純な話で、案件が余っているからだと思います。
エージェントはマージンによって利益を得るため、「案件が余る=利益が発生しない」になります。
つまり、ダブついている案件はなるべく無くしたいわけです。
ここからは憶測になりますが、今まで知りえた連絡先に片っ端から連絡しているのだと思います。
そもそも、僕がフリーランスの時にお話しを聞きに行ったのは1年前です。
1年前に1度会った人間に連絡してくるということは、1人1人にメールを打っているというよりは、片っ端からメールを送っているというのが恐らく正しいでしょう。
エージェントの片っ端メール送信は良いか?
これは問題ないと思います。
ITプロパートナーズさんとしても、なるべく案件は消化したいでしょうし、営業という観点から考えても特段おかしなことはありません。
ただ、正直なところを言うと、片っ端からメールを送っているのが分かるので「鬱陶しい」と思うことはあります。
が、逆の立場であれば、状況によってはやってしまうかもしれないので、これに関しては問題ないというのが僕の意見です。
なぜメールが無視されたのか?
理由を考えてみました。が、良く分かりません。
こちらの態度が悪かったとすれば、それはこちらが悪いです。
ただ僕は「良いリモート案件がないか探している」と聞いただけです。
当たり前ですが、敬語で聞きました。
※メールに気付いていないことは絶対にありません。
CCに別の方も入っていたので、複数人が全く気付いていないなんてことはほぼないでしょう。
もっと言うと、複数人で無視しているのであれば、それはそれでかなりタチが悪いです。
ではなぜ無視されたのか?
ここからは憶測になりますが、ITプロパートナーズさんはフリーランス向けのエージェントであり、僕のような会社員向けの案件は紹介していないと思われるというのがまず1点。
もう1点は、フリーランスではない人間と絡むのが面倒だと判断したのではないかと思います。
あくまで憶測ですが、逆の立場で考えた時に、それくらいしか考えられませんでした。
今回のITプロパートナーズさんの問題点は?
今回のやり取りで僕が問題だと判断したのは主に2点です。
①このやり取りの始まりはITプロパートナーズさんからであること
②無視するのではなく、テンプレでもいいので断りの返信をすれば良かったこと
①このやり取りの始まりはITプロパートナーズさんからであること
僕が今回の件で一番不愉快に感じたことは、このやり取りのスタートが「ITプロパートナーズ」さんからであることです。
僕から問い合わせをして無視されるのであれば、百歩譲って理解できます。
が、あちらから聞いてきたので、僕は質問をした。それを無視する。
これはどう考えても理不尽です。
②無視するのではなく、テンプレでもいいので断りの返信をすれば良かったこと
あちらとしては僕と絡みたくなかったのかもしれませんが、無視するくらいならテンプレでもいいので返信すれば良かったわけです。
「すみません、フリーランス向けのエージェントなので。。」などと返信すればいいだけです。
10秒くらいで返信できるメールをサボるのか、1人の信頼を失うのか。
天秤にかければ、どちらが正しいことなのかは判断できるはずです。
僕はITプロパートナーズが嫌いなわけではない
僕は「ITプロパートナーズが嫌いだ」ということを伝えたいのではありません。
「ITプロパートナーズはいい!」という人もいれば、「ITプロパートナーズはだめ!」という人もいて様々ですが、それはそれでいいと思います。
ただ、人は自分が経験したことでしか判断できません。
僕は今回の経験を踏んでしまったので、ITプロパートナーズさんを利用することは2度とないでしょう。
なぜなら他にも選択肢はあるからです。
僕が伝えたかったこと
今回のことで僕が伝えたかったこと。
それは、「仕事は誠実に取り組むべき」だということです。
今回のやり取りで、ITプロパートナーズさんが誠実でないことは理解できました。
厳密には、ITプロパートナーズさんが誠実でないのではなく、僕とやり取りした方が誠実ではなかったということになりますが、会社の代表だと思われるのは当たり前なので、そこは言い訳できません。
最近はIT系のスクールも増えましたが、炎上したりと色々問題もあったりします。
その原因は、不誠実さが招いているものがほとんどです。
事業が成長している企業であろうと、誠実さに欠ける企業は必ず淘汰されます。
そうなってほしくはないですが、不誠実さは必ず相手に伝わります。
逆に誠実さも正しく伝わると思っています。
まとめ
自分たちのやっていることに1本の筋が通っているのか。
それを自問自答し、誠実さを持って仕事をすることが大切なことだと思っています。
人の振り見て我が振り直せではないですが、今回のことで自分の仕事への取り組み方も再度考えるきっかけになりました。
ではまた。