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電子投票の国エストニアを日本も真似してネット投票にすべし

電子投票の国エストニアを日本も真似してネット投票にすべし
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なぜ日本は電子投票を行わないのか?

これだけIT化が進んでいく中で、いまだにすべての作業を人が行っている選挙。

ただ、調べてみると電子投票のメリットもありますが、導入の難しさなどのデメリットも見えてきます。

ということで今回は、電子投票について見ていきましょう

 

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電子投票を初めてやったのってどこや?

世界で初めて電子投票を行ったのは「エストニア」です。

2005年に地方議会選で初めて導入され、2007年に世界で初めて国政選挙で電子投票を行いました

エストニアでは「i-Voting」と呼ばれています。

 

■i-Voting

URL:「https://e-estonia.com/solutions/e-governance/i-voting/」

 

 

エストニアってどこやねん

ここや。

 

 

投票の方法は?

投票は以下の手順を踏みます。

①投票を行うためのソフトウェアをインストールする

②IDカードに記載されている数字とパスワードを入力する

③候補者を選択する

これだけです。メッサ簡単ですね。

投票した内容は、期間内であれば変更可能です。変更可能にしているのは脅迫などの対策のためです。

また、投票自体は期日前のみ可能で、10~4日前までです。

 

 

投票内容の変更ができる

さきほどさらっと書きましたが、投票内容は期日前投票期間中であれば再度変更が可能となっています

また、電子投票で投票し、投票所で再度投票することも可能です。

この場合、最後に投票された内容が集計対象となります

また、エストニアにおいて、再投票したインターネット投票利用者は2~3%とのことです。

電子投票は好きな場所で行うことができるため、「本当に自由に投票した」ということを保証するためにも変更可能としています。

 

 

電子投票の割合

2019年3月のエストニア選挙では、約半数の人が電子投票を行っています

電子投票を行っている割合は年々増加傾向にあり、特にエストニアではお年寄りの電子投票利用率が上昇しているとのことです。

日本では電子投票にすることで若者の投票率が上がると言われていますが、エストニアではその傾向はあまり見られず、お年寄りが「単純に投票所に行くのが億劫」だという理由から電子投票を利用していると言われています。

 

 

他の国でも行われているん?

アメリカでは一部の州ですが電子投票が行われました

ただ、システムの故障があったりなど、課題はやはりあるようです。

また、有名な話ですが、11歳の少年がフロリダ州のオンライン投票サイトをハッキングして投票数を改ざんすることに成功しました

これはイベントの一環なのですが、オンライン投票サイトは実際に使用されたサイトのレプリカなので、実際の投票サイトは簡単にハッキングできるものだったという事実が明るみになりました。

こういった背景もあり、アメリカでは電子投票に慎重な姿勢です。

 

 

電子投票の秘密性

エストニアのインターネット投票では、投票の秘密を確保する方式として「二重封筒方式」と呼ばれる方法を用いています。

以下が概要です。

①投票記録が改ざんされないようにするための暗号による保護

②投票した人がどの候補者に投票したかが分からないようにするための秘密の保護

日本は秘密選挙のため、「誰が、どの候補者に、投票した」かは秘密でなければなりません。

 

 

安全性と機密性の問題

電子投票をするにあたり、やはり気になるのは安全性と機密性です。

エストニアは「2007年から10年以上、安全性・機密性に影響を与えるような事件はなかった」としていますが、2007年の電子投票の際にはDDos攻撃を受けてシステム障害が発生しています。

これはロシアからの攻撃とされていますが、システム化される以上、セキュリティにはシビアにならざるをえない状況があります

 

 

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電子投票によるメリット

電子投票によるメリットは色々ありますが、何より経費削減だと思います。

選挙にかかる税金、人件費を考えた時に、そのメリットは計り知れないものになります。

エストニアでは、電子投票が選挙1回につき「11000時間」もの労働時間削減に貢献していると言われています。

1回での話であって、選挙は民主主義である以上何度も行われるわけで、その税金・時間が浮くとなればやらない手はないのかなと思います。

・税金を削減

・選挙にかかわる時間の削減

・海外在住者の投票の簡便さ向上

エストニアでは、新規投票者の割合がそこまで増えていないと言われていますが、日本の今の状況よりは幾分ましかと思います。

 

 

電子投票によるデメリット

セキュリティですね

他の国が慎重なのもセキュリティを懸念しているからだと思いますが、そもそもよく考えなくてはならないのは、「システム化してない状況は安全なの?」って話です。

日本は投票所での投票が当たり前ですが、紙ならではの問題というのも少なからずあります。

システム化することで障害が発生すれば規模は大きいですが、結局はどこまでリスクを負えるか、そして、どこまで実行する気概があるのかだと思います。

 

 

投票率を上げたいのなら電子投票っしょ

投票率を上げるために日本政府もあれやこれやとやってますが、グダグダやるくらいなら電子投票にすればいいと思います。

グダグダ投票率を上げる施策を練っても、上がらないものは上がらない。

電子投票にして、そこで出た課題をしっかりと解決して前に進むような形にしてもらいたい。

トライ&エラーをする場所を間違えているような気がします

ただ、気を付けないといけないのは、エストニアでは実際に新規投票者がそこまで増えていません

が、紙でやるよりいいでしょうし、これからの時代、電子投票を行う国は増えるはずなので日本としてはやはり考えるべきでしょう。

 

 

なぜ日本は電子投票をやらない?

電子投票に慎重な国も多く、どちらかといえば少数派なので、あえて果敢にやってもらいたいですが、日本政府がやらないのは「やらないことで得をする人たちがいる」のも事実だからです。

今、若者の投票率が低いのは周知の事実で、国会議員は勝つために選挙を戦います。

選挙に勝とうと思ったら投票をしてくれる比率の高い年配に向けた政策をするのは当たり前。

となると、若者が選挙に行かない今の選挙方法は年配の方にかなりメリットがあるわけです

つまり、年配の方からすれば今のままがいいということになりますね。

でもこれでは日本はどんずまり。

お年寄りの数が多くなるのは明白なので、若者が優先されてほしいというつもりはありませんが、平等に政治家が政策を打ち出すような状況でなければ若者のための政治は行われない。

だからこそ、まずはみんなが投票に行くような仕組み作りをするしかありません

 

 

マイナンバーで管理すればいい

日本には「マイナンバー」という、国民一人一人に割り振られた番号があります。

なら、この番号をうまく使って電子投票を行えばよいと思います。

 

 

まあ、他国がやらんとやらんやろうな

今までの日本を見ていると右に倣えが多いので、おそらくアメリカなんかが本格的に導入しない限りはやらないでしょうね

残念無念。

 

 

まとめ

個人的には「電子投票はするべき」という考えです。

また、エンジニア目線にはなりますが、これから先10年20年とIT化が進んでいく中で、選挙だけがアナログな状態で進んでいく未来をどうも想像できない

電子投票によって投票率が上がるのかどうかは疑わしいかもしれませんが、そもそもデータが少ないこともありますし、税の面でもメリットは大きいはずです。

何かを変える時には、メリットとデメリットを天秤にかけるしかなく、天秤にかけた時に僕はメリットの方が大きいのではないかと思います

いずれにせよ、国際的にまだまだ電子投票が進んでいないことを考えると、日本で導入するためには政治家の決断が必要ですね。

 

PS

この記事を書いたのは、投票にわざわざ行くのが面倒だなと前々から思っていたからです。

もっと簡単に投票できる仕組みにすれば、少なからず投票数は増えると思います。

また、いい候補者がいなくても空票を簡単に投じることができれば、一応投票率は上がりますからね。

要は工夫次第かと。

Travelerを知らないの?