月間17,000PV達成! 収益は毎日発生中! ブログランキング上位! 記事は毎日更新中! 今は農作業中のため東京にいるよ! ギランバレー症候群に関する情報を集めています

ガンジス川は汚染されている?!インドの水問題の原因!

ガンジス川は汚染されている?!インドの水問題の原因!
Advertisement

 

インドでは汚染された水が生活用水として使用されています

そもそも、なぜ汚染された水を使用するのでしょうか?

そこにはインドならではの根深い問題がありました。

今回は、インドの水問題に焦点を当ててお話ししていきます。

 

 

ガンジス川は史上最悪の汚染状態

ガンジス川は史上最悪の汚染状態

ガンジス川流域には、下水道が整備されていない地区があります。また、仮に整備されていたとしても、トイレではなく川で用を足す人達がたくさんいるのです。

それはなぜかと言えば、もちろんそれまでの慣習で排泄する人も多くいますが、大抵の場合は共同トイレが主なトイレで、自宅に設置されているケースが少ないからです。

そのため、たくさんの人で混み合いますし、中にはトイレで待ち伏せをして性的虐待をする男性も多いため、トイレに行くことが女性にとっては危険な行為となっているのです。

近年の人口増加に伴って、昔よりも多くの人が、下水や生活排水をそのまま川に流出するため、川はそれらを処理しきれずに悲鳴を上げています。また、工場の排水も汚水処理することなくそのまま排出されています

聖なる川として知られたガンジス川は、今や史上最悪の汚染状態となっています。ガンジス川河口付近に近寄っただけで、辺りに悪臭が立ち込め、とても鼻を押さえずには近寄ることが出来ません。

 

 

生活用水として使用されるガンジス川

生活用水として使用されるガンジス川

史上最悪の汚染状態にもかかわらず、川では洗濯をしたり沐浴をしたりする姿が見られます

いまだに多くの人にとって、聖なるガンジス川の水が生活用水として使われているのです。飲み水にも使われています。

また、人口が増加しているにもかかわらず、それまでの慣習で死体を川に流して弔ったり、上流で牛を沐浴させることもいまだに行われています。

宗教上、ガンジス川の水は罪を洗い流す効果があると信じられており、2016年には「聖なる水」として郵便局が通信販売を始めました。信仰心が厚く、汚染を全く気にしていない人もいるのです。

中には、川の水が汚れていると分かっていても、水道がないため生活のために利用せざるを得ない人がいるのも事実です。そのため体調不良を訴える人が多く、吐き気や下痢、発熱などが後を絶ちません。

実際2014年には、英ニューカッスル大とインド工科大デリー校のチームの研究により、高濃度の耐性菌遺伝子が見つかったと発表されました。多くの死亡者も出ています。

 

 

インドの農業における水問題

インドの農業における水問題

インドの水問題は下水道だけではありません。農業にも深刻な問題をもたらせています

人口増加に伴って急激に面積を増やした畑に使う水は、未だに雨水に依存しています。そのため、多くの農家が屋外に灌漑施設を設置しましたが、気象の影響も多く、それでも追いつかないのが現状です。

政府による大規模灌漑事業が中々進まないので、農民が自分でポンプなどを設置し、地下水を汲み上げて使用することも行われています。

インドでは水に対する意識が薄く、いくらでも使えて当然無料であるという意識があります

そのため、多くの農家が地下水を汲み上げすぎたことが原因で、地下水が渇水するという現象が起きました。土地が干ばつするなど深刻な被害をもたらしています。

深刻な水不足によって、食糧生産が減少しています。インドでは主要作物を米としていて、水不足での影響を受けやすいのです。

人口はますます増加して、2030年までにインドの人口は世界1位となるとされています。この人口増加が、食料生産の危機にさらに追い討ちをかけるでしょう。

 

 

Advertisement

 

インダス川をめぐる攻防 VSパキスタン

インダス川をめぐる攻防 VSパキスタン

汚染されているのはガンジス川だけではありません。インダス川でも同様に、汚染された水を飲み水にすることによる腸チフス、赤痢、コレラなどの報告がされています

そして、インダス川の水を使わざるを得ないパキスタンでも同様に、深刻な水不足問題が起こっています。インド同様に、政府による水資源のインフラが整備されていないためです。

パキスタンでも、農業用の水は屋外の灌漑施設に頼っており、天候により干ばつの影響を受けやすい状況です。また、汲み上げた地下水は非常に高いヒ素濃度で汚染されており、毎日多くの人がヒ素を体内に取り込んでしまっています。

汚染されていたとしても、インダス川は、パキスタンにとってもインドにとっても重要な水資源です。歴史上、この地域では水を巡ってたくさんの暴動や争いが行われてきました。

1960年に両国によって結ばれた「インダス水協定」によって、かろうじて平和が保たれている状況です

条約では、インドはインダス川の水を利用出来ないとされていますが、近年建設された水力発電ダムによりパキスタン側の水が激減しており、両国の間で再び緊張が高まっています。

 

 

水資源の豊かな国「日本」

水資源の豊かな国「日本」

普段、日本にいると当たり前のように毎日利用している水道水ですが、インドでの水問題を知るにつれ、とても恵まれた状況だということが分かります。

当たり前のようにトイレで用を足し、当たり前のようにお風呂に入る。その当たり前を手に入れるためには、膨大なインフラ事業あるからこそです。

日本では、1884年に初めて東京で下水道が作られ、それから全国に普及しました。2016年には汚水処理人口普及率が90%を超えました

まだ整備が整っていなかった明治時代初期には、やはり水問題によって伝染病が流行り、多くの人が亡くなりました。今でも、災害時に断水などになると大変な事態に陥ります。改めて、インフラ事業の有難さを感じます。

インドでは、都市化の規模が日本よりも大きく人口も莫大な数なので、水問題を解決するには時間がかかるかも知れません。経済成長が著しいインド、その経済利益が人々の暮らしをよくするために使われることを願ってやみません。

 

 

まとめ

インドの水問題には根深いものがあります。

僕たち日本人は当たり前のように水道水を使用していますが、海外ではそれが普通ではないのです。

日本のインフラが整備されているからですが、そのありがたみをしっかりと理解し、日々を過ごさなくてはなりません。

Travelerを知らないの?