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わけ分からん!エンジニア視点で見た軽減税率!

             
  • 2018.11.25
  • IT
わけ分からん!エンジニア視点で見た軽減税率!
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2019年10月に軽減税率が導入されます

気付いたら1年後にはもう導入という事で、時間が経つのは早いですね。

普段仕事で税に関する仕事をしている人は色々と焦っているのではないでしょうか?

僕はエンジニアなので、今回はエンジニアの視点から軽減税率についてお話ししたいと思います。

 

 

軽減税率とは

軽減税率とは、2019年10月の増税に伴い、特定の品目について税率を8%に据え置く事で、通常よりも低く設定した税率を指します。

軽減と言っていますが、実際は軽減ではなく据え置きですね。

 

 

軽減税率が適用される品目

軽減税率が適用される品目は以下の通りです。

・酒類、外食を除く飲食料品

・週2回以上発行される新聞

 

酒類、外食を除く飲食料品

酒類、外食を除く飲食料品

基本的に飲食料品は軽減税率の対象となります。

ただし、酒類と外食による飲食料品は軽減税率の対象外となります。

外食とは、「テーブル・椅子・カウンター等の飲食に用いられる設備のある場所で行う、飲食料品を飲食させるサービス」の事です。

 

週2回以上発行される新聞

なぜ新聞だけ特別扱いなんですかね。。

新聞の軽減税率について面白い話があったので載せておきます。

現在、軽減税率を推進しているのは公明党です。

公明党の支持母体として創価学会がありますが、創価学会は聖教新聞を発行しています。

聖教新聞の値段が高くなるのは問題なので、軽減税率の対象としているとの事です。

色々思惑がありそうですね。。面倒くさい。。

 

テイクアウトとイートインの違い

軽減税率は外食には適用されません。

つまり、テイクアウトとイートインでは税率が異なるという事になります。

仮に、POSシステムを開発・運用している会社の場合、ここは厳密に考えなくてはなりません。

お客さんがテイクアウト注文をしてイートインコーナーで食べ始めたらどうなるのでしょうか?

このイレギュラーパターンはさすがにシステムでは対応できないので、店舗の方に「テイクアウトはイートインできません」と明言してもらうしかないでしょう。

テイクアウトとイートインは税率が異なりますが、同一の税率にすることも可能です。
そこは店舗がどうするべきかの問題なので、店舗側とシステム開発側で認識を合わせておく必要があります。

 

 

みりんは軽減税率が適用されるの?

みりんにはアルコールが含まれます。

先ほどもお話しした通り、酒類は軽減税率対象外となります。では、みりんはどうなるのか?

アルコール1%以上のみりんは、酒税法で規定する酒類に該当するので軽減税率の対象外となりますが、アルコール1%未満の「みりん風調味料」は飲食料品になるため軽減税率の対象となります。

ややこ。

 

 

軽減税率は高所得者が得する?!

元々、軽減税率は低所得者の負担を軽くするために導入する予定でした。

しかし実際は、高所得者の方が日用品出費額が大きいため、高所得者が得をするような仕組みとなっています。

 

 

システムの導入・システム改修の補助金

軽減税率を導入する事で、軽減税率に対応しているシステムの導入・既存システムの改修が発生します。

つまり、システム開発側としては稼ぐ事ができますが、導入している側としてはお金を払わなくてはなりません

ただ、システムの導入・システム改修などの支援は、「独立行政法人中小企業基盤整備機構」が補助してくれるので大いに利用しましょう。

 

 

軽減税率に伴うシステム変更

軽減税率導入に伴い、システムの変更は余儀なくされます

システム変更のポイントとしては以下が挙げられます。

①軽減税率用のマスタ整備

②レシートのフォーマット変更

 

①軽減税率用のマスタ整備

現在運用されているシステムは、税率一括変更には対応していると思います。

良くある構成としては、税率を税マスタに保持し、現在日付から税率を取得するようなものです。

しかし、軽減税率を導入すると税率の一括変更だけでは対応できません。

なぜなら、商品毎に税率が異なってくるからです。

 

②レシートのフォーマット変更

②レシートのフォーマット変更

レシートを発行するシステムの場合、レシートのフォーマット変更対応を余儀なくされます

8%と10%が混在する事になるので、消費者に分かるようにレシートを発行する必要があります。

 

 

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システム変更は具体的に何をすればいい?

システムとして多いのは、税マスタに税率を保持しているパターンです。

税マスタから税率を取得し、その税率を計算処理に使ったりします。

これは非常に単純ですが、軽減税率は品目によって税が異なるため、商品毎に税を紐づける必要があります。

つまり、商品毎に税率を判断できるようなDB設計をする必要が出てきます

 

軽減税率前のシステム構成

軽減税率前のシステム構成は以下の通りです。

基本的に、税マスタから現在の税率を取得し、計算処理などに使用します。あとは、その計算結果を画面なりに表示させてあげるだけです。

システム構成(軽減税率前)

ソースコードはdraw.ioで取り込む事で、画像と同じものを見ることができます。参考までに!
URL:「https://www.draw.io/」

 

軽減税率後のシステム構成

軽減税率後のシステム構成は以下の通りです。

軽減税率を軸に考えるのではなく、あくまですべての商品は税率10%と考え、その例外が8%と捉えます。

となると、各商品が税率を持つ必要はなく、その商品が軽減税率の対象なのかの情報を持てば良いことになります。

システム構成(軽減税率後)_1

システム構成(軽減税率後)_2

システム構成(軽減税率後)_3

 

※こんなざっくり構成でも、システム修正箇所は多いですね。テストとかも大変そうです。。

 

 

プログラミング的にはどうすればいい?

これは分かりません(笑)。

そもそもシステムの構成がどうなっているのか、税の取得方法はどうなっているのかなど、考慮すべき点が多すぎるからです。

軽減税率の影響を受けるであろうシステムは、現状の把握と、何を改修する必要があるのかを理解する必要があります

 

 

IT業界としては良い事なのか?

POSレジなどを開発している会社にとっては、システム改修作業などでお金を貰えるので、一見すると良いように思えるかもしれません。

しかし、現状でもエンジニアが不足していて、残業もそれなりにある業界です。

その中で、またエンジニア泣かせの制度が始まるわけですから、エンジニアの負担が増える事は間違いありません

何を持って良しとするのか、こればっかりは分かりません。

 

 

欧州では失敗している?

欧州ではすでに軽減税率を導入していますが、どうやら不評のようです。

軽減税率導入は失敗だったとの認識も強いようですが、なぜ日本は導入するのでしょうね。。

 

 

参考サイト

以下、参考サイトになります。

■軽減制度とは(リーフレット等) |国税庁

URL:「https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/01.htm」

■特集・消費税の軽減税率制度|政府広報オンライン

URL:「https://www.gov-online.go.jp/tokusyu/keigen_zeiritsu/」

 

 

おすすめ本

 

 

 

 

 

まとめ

増税も軽減税率も、エンジニアにとっては負担の大きいものばかりです。

仕事が生まれるからいいじゃないという方もいるかもしれませんが、すでにエンジニア不足と言われている業界です。

これ以上エンジニアの負担が増えると死んじゃいます。

ただ、僕らがこの業界に生きていく限り避けて通れないのも事実であり、それならしっかりと自己研鑽をして時代の流れについていかなくてはなりません。

エンジニアは勉強がすべてと言える世界ですし、ソースコードを書いているだけでいいものでもありません。

常に最新の動向を追い続け、知識を身に着ける努力をすべきです。

共に頑張りましょう!

 

・軽減税率は特定の商品の税率を据え置く事。

・軽減税率の対象は、「酒類、外食を除く飲食料品」「週2回以上発行される新聞」の2つ。

・テイクアウトは税率8%、イートインは税率10%となる。

・みりんは含まれるアルコールにより税率が変わる。

・軽減税率は高所得者が得をするようになっている。

・システム導入、改修には独立行政法人中小企業基盤整備機構から補助金が出る。

・システムの変更点として、マスタ整備やレシートのフォーマット変更が挙げられる。

・エンジニアは現状のシステムの構成を把握し、何を改修しなくてはならないのかを理解する必要がある。

・軽減税率によってエンジニアの負担はますます増える。

・軽減税率は欧州では失敗という認識が強い。

Travelerを知らないの?