京都府にある長岡天満宮。
長岡天満宮はキリシマツツジで有名なのですが、その他にも見どころのあるスポットは多くあります。
今回はそんな長岡天満宮をご紹介したいと思います。
長岡天満宮とは
長岡天満宮は京都府長岡京市に位置しています。
長岡天神とも呼ばれており、親しみを込めて「てんじんさま」と呼ばれたりもしています。
4月には「霧島コンサート」、8月には「宵宮コンサート」が行なわれており、音楽好きの方にも人気があります。
長岡天満宮の歴史
現在地は菅原道真ゆかりの地であり、菅原道真が太宰府に左遷された際、長岡天満宮に立ち寄り「我が魂長くこの地にとどまるべし」と名残を惜しんだと言われています。
菅原道真が太宰府に左遷された際、付き従ったのが中小路宗則と呼ばれる人物です。
中小路宗則は菅原道真自作の木像と念持仏を託されます。
菅原道真の死後、その木造を祀ったのが長岡天満宮の創立と言われています。
元々は10万坪ほどの敷地がありましたが、現在は2万坪ほどになっています。
本殿は、平安神宮の社殿を移築したもので、拝殿は既存の拝殿を増改築したものです。
2013年の年間の参拝者数は694,000人です。
大鳥居
長岡天満宮の大鳥居は御影石でできています。
御影石でできた鳥居は数が少なく珍しいそうです。
高さは9.75m、笠木12m、総重量50トンです。
八条ケ池
1638年に八条宮智仁親王によって築造された、灌漑用の溜池です。
外周は約1㎞、貯水量は約35000トンです。
八条ヶ池には水上橋があり、そこからは境内を一望できます。
キリシマツツジ
長岡天満宮のキリシマツツジは樹高2.5mで、樹齢百十数年ほどのキリシマツツジは非常に人気があります。
キリシマツツジの見事さは、日本一と言われているほどです。
4月頃に真っ赤な花を咲かせます。
長岡天満宮のキリシマツツジは市の天然記念物に指定されています。
紅葉庭園「錦景苑」
平成19年に完成した紅葉庭園です。
庭園にある通称「弁天池」は約2トンもある石橋が架かっています。
庭園の隅にある菅原道真の歌碑は池田桂鳳が書いたものであり、石は貴船石と呼ばれるものです。
社殿
本殿は、昭和16年に平安神宮の社殿を移築したもので、設計は東京大学教授の伊藤忠太という人物です。
平成10年、拝殿は既存の素木の拝殿を朱塗りに増改築されました。
まとめ
長岡天満宮は、阪急電車長岡天神駅からすぐのところにあります。
キリシマツツジの荘厳な景色は有名なので、4月頃に行くと良い景色を見る事ができます。
庭園や八条ヶ池も見どころ満載ですので、是非とも一度は訪れてみたいものです。
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