プログラミング言語は世の中にたくさんありますが、その中でも良く使われるものは限られています。
今回は、プログラミング言語の中でも有名どころをご紹介します!
C言語
C言語は、ハードウェア系に近い言語でコンパイル言語です。
UNIX・LINUXではデフォルトで使用することができ、ファームウェアやマイコンの開発によく利用されます。
C言語の特徴
言語の特徴としては、main関数からプログラムが開始され、return文で終了します。
データ変数の型の種類は、int型(整数4バイト)、float型(浮動小数点4バイト)、double型(浮動小数点8バイト)、char型(整数1バイト)、ポインタ型(ポインタ4バイト)に分けられます。
配列や構造体はポインタ型を使って宣言できるのがC言語の一番の特徴です。
C言語の配列
配列は、「int val[] = {1,2,3};」と宣言した時、「int* p = val;」を記述した時、val[0]と*p、val[1]と*(p+1)、val[2]と*(p+2)は、それぞれ「1,2,3」となります。
Java
Javaは、オブジェクト指向型のコンパイル言語です。
Javaは、Android用、swing用、javaFx用、servlet用に分けることができます。
Androidアプリを作成する場合は、必ずと言っていいほど用いられます。
また、サーバー用言語としてJSPがあり、Tomcatサーバー上にJSPファイルを配置しておけば、ブラウザからプログラムにアクセスし、結果を表示するCGIとしても活用できます。
Javaの特徴
共通する部分をスーパークラス、共通部分を使用したい場合はサブクラスとしてクラス定義を行います。
また、「継承」を行うことができ、プログラムの可読性を高めることができます。
Excel VBA
Excel VBAは、MicrosoftのExcelに組み込まれたマクロ型言語です。
Excelを使ってGUIアプリケーションを使いたい場合に用いることが多いです。
Excel VBAの特徴
VBEというエディタで、ボタンやチェックボックス、コンボボックス、リストボックス、ラジオボタンなどを自由に配置することができ、配置した後、その部分をクリックすると、コード作成画面が表示されます。
ボタンを押した時の操作など、昔のVB6.0のコードで記述することができます。
Excelのセルを2次元配列として使用することもできます。
簡単な業務管理システム、プロジェクト管理システムなど、Excelを使った処理の自動化を行いたい場合にオススメできる言語です。
JavaScript
JavaScriptは、ブラウザ型言語の一つで、ブラウザ上で動的な処理を行いたい場合に使用されます。
JavaScriptの特徴
JavaScriptは、様々なライブラリ(jquery.js、chart.js、node.js)などを組み合わせて使うことによって、リッチクライアントなプログラムを作成することができます。
jqueryを使用すると、CSSのクラスやidを指定するだけで、その対象に様々なアクション(アニメーション、イベント)などの操作を行うことができます。
chart.jsは、指定された箇所に数値を入力する事で、円グラフや棒グラフ、折れ線グラフなど、レスポンシブでグラフィカルな図表を作成することができます。
プログラミング言語に関する書籍
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まとめ
それぞれの言語にはそれぞれの特性があり、状況に合わせて言語を選択すると実用性のあるシステムを作成することができます。
例えば、スタンドアロンのコンピュータだけで使用するのであれば、Javaのswingなどが有効でしょう。
また、様々なOSやブラウザで、データを共有するためのプログラムを作成したい場合は、JavaScriptなどが有効でしょう。
現在は、スマートフォンの普及がかなり進んできているので、JavaScriptやCSSでレスポンシブなWebアプリを作れることが主流となっており、様々な言語を組み合わせて学習するのが得策と言えるかもしれませんね。