世界一周と一口に行っても、ルート自体は様々です。
参考になるルートというものはありますが、その場で決めてしまう人もいるくらいなので、「これが世界一周ルートだ」というものがあるわけではありません。
世界一周をするという事は、ある程度自分の行きたい所もあるでしょうし、そこは外せないですよね。
ただ、世界一周をしている人は数として多くはなくともいるわけで、つまりは、おススメできるルートがあるというのも事実というわけです。
という事で、今回は代表的な世界一周ルートを見ていきたいと思います。
世界一周とは?
世界一周は、今回で言うと「世界一周をする旅」の事を指しますが、そのルートは様々です。
特に一人旅をするとアクシデントに見舞われて、思ったような旅ができないなんて事もあるかもしれません。
世界一周ツアーの場合は、決まり決まったルートを勝手に行ってくれるわけですが、今回はあくまで一人旅として考えた場合を想定しています。
世界一周ルートの代表的な種類
世界一周ルートは、どっち周りかによってかなり変わってきます。
まずは代表的なルートを挙げてみます。
・西回りコース(ゴールデンルート)
・東回りコース
・ヨーロッパ重視ルート
・行き当たりばったりルート
西回りルート(ゴールデンルート)
西回りルートは非常に人気のあるルートです。
いわゆるゴールデンルートですね。
特に初心者のバックパッカーには人気があるため、初めての世界一周には良いかもしれません。
人気がある理由としては、「スタートの東南アジアの物価が安いため節約できる点」と、「東南アジアにバックパッカーが多いから」です。
ヨーロッパやアメリカに比べ物価が安いため、お金に余裕のないバックパッカーにとってはありがたい環境です。
また、バックパッカーが多いため、初心者の人は東南アジア辺りで情報を収集するのも良いかもしれません。
また、「英語力をそこまで問われない点」と、「現地の人がバックパッカー慣れしている点」も人気の理由ですね。
西回りルートのスタートは東南アジア
西回りルートの場合、最初は東南アジア(タイ辺り)に飛んで旅をスタートする人が多いようです。
東南アジアは日本人以外のバックパッカーにも人気のある場所なのでおススメですよ!
東南アジアを周遊したらインドへ
最初は東南アジアから始まり、東南アジアを満喫したら、その後インドに飛ぶ人が多いようです。
インドで有名な場所と言えば、ガンジス川やタージ・マハルだと思います。
インドの後はヨーロッパへ
インドを周遊した後、人によりますがヨーロッパを周遊する流れになるかと思います。
ヨーロッパは物価が高いため、行きたい国を厳選し、すぐにアメリカへ飛ぶ人も多めです。
また、アフリカ大陸は世界一周をする人にとってはあまり人気がありません、残念ながら。。
避ける理由としては、「治安が悪い」か「伝染病などが多い」とかになるかと思います。
ヨーロッパの後はアメリカ大陸へ
最初はアメリカに向かい、その後南下していく人が多いようです。
南米まで行けば一応世界一周をしたという事になりますね。
東回りルート
東回りルートは、西回りルートとは逆に進んでいきます。
東回りルートを選ぶメリットとしては、資金のある内にアメリカ大陸を回る事ができるという点でしょうか。
中にはリオのカーニバルの時期を狙って南米に入り、世界一周をスタートさせる人もいます。
ただ、日本からのスタートであれば、アメリカ大陸に渡るまでに約10時間ほどの大フライトがあるので、そこらへんが気にならない方はおススメします。
アメリカを周遊する場合、どこに行きたいかは明確にしておきましょう。
日本に比べて土地の広さは圧倒的で移動手段も割高なので、自分の中で厳選したほうが良いかと思います。
ヨーロッパ重視ルート
ヨーロッパを重点的に回りたい場合は、一気にヨーロッパへ飛ぶという人もいます。
ただ、先ほどもお話しした通り、ヨーロッパは物価が高いのでお金に余裕のある人にはおススメですが、お金に余裕がない人は大人しく西回りルートにする事をおススメします。
行き当たりばったりルート
中には行き当たりばったりに行く人もいるでしょう。
というか、これはもうルートとか関係ないですね。
行き当たりばったりの人も、最初の目的地だけは決めて後は天に任せるスタイルが多いようです。
旅に慣れている人か、刺激が欲しい人にはおススメしますが、自信のない人はやめておきましょう。
無理してもいい事ないですから。
LCCと世界一周航空券
世界一周をする際に考えるのが、「LCCを利用するか」「世界一周航空券を利用するか」です。
まず、それぞれの特徴を見ていきましょう。
LCCの特徴
・旅の自由度は高い
・世界一周航空券よりも割安になるかも
・自分で航空券を手配する必要があるため面倒
世界一周航空券の特徴
・有効期限は1年以内
・事前にすべてのルートを決める必要あり
・ルートの変更は可能だが手数料が発生する
・大手航空会社の飛行機を利用できるので安心感がある
・旅の自由度はあまりない
それぞれ特徴がありますが、自由度の高い旅をしたいなら、自分で手配するLCCをおススメします。
また、行きたい場所が明確に決まっている場合は、世界一周航空券を検討してみても良いかと思います。
値段的には工夫次第でどうとでもなるので一概にこうとは言えないです。。
世界一周にかかる費用
世界一周をする場合の費用はルートがまちまちなので一概にこうとは言えませんが、大体約150~200万ほどと言われています。
当然期間によっても変わってきますが、何百万円単位の金額がいるのは間違いありません。
まあ、中には旅先で仕事をしたりして稼いでいる人もいるようですし、パソコン一台あれば稼げる時代ですからね。
あとは、いかに節約するかが大事かと思います。
もしくは旅をしながら稼ぐ手段を見つけるかですね。
僕は節約したくないので後者ですが。
まとめ
今回は世界一周ルートについて見ていきましたが、やはり初心者は東南アジアから攻めていくようなので、西回りルートがおススメです、というかゴールデンルートです!
もちろん、自分が世界一周をする際に何を見たいのかにもよると思うので、自分が見たい所をリストアップしていくのも良いかもしれません。
それこそ、ヨーロッパが好きな人はとりあえずヨーロッパに飛んでみるのも良いかと思います。
世界一周は金銭的に安いものではないですが、まずは「明確に自分の行きたい所を決める」という事と、「何より安全に回れるよう情報収集する」という事は大切かと思います。
未知の場所に足を踏み入れるわけですから、事前の準備はしっかりしておきましょう。