突然決まった静岡旅行
GWの初日、旦那と今年は転勤してきたばかりで、どこに行くかも決めずにあっという間にGWがやってきてしまったねと、話していました。
転勤してきたのが、山梨県。
2人とも初めての土地でしたので右も左も分からずGWを迎えました。
GW2日目、突然旦那が静岡に行くよと言い出し、この旅行が始まったのです。
どこに行くかも決めていなかったので、今日イベントをやっているという山梨県本栖湖の近くにある芝桜が綺麗なスポットへ行くことにしました。
芝桜は、だいたい4月中旬から5月中旬頃までが見頃だそうで、ワクワクしながら向かいました。
山梨県甲斐市から出発したので、だいたい1時間弱のドライブをして会場までたどり着く予定でした。
しかし、GWということもあり大変混雑しており、予定より30分ほどオーバーしての到着となりました。
会場は臨時の駐車場もありかなりの台数が止められるので、駐車場が空いていないというよりは入る入口が1つしかないので、そこで混雑しているという感じでした。
湖の近くということもあり、市街地と比べてかなりの気温差があったので、晴天でしたが半袖ではかなり寒く感じました。
会場内をかなり歩くので、サンダル、ヒールよりは、スニーカーのような歩きやすい靴の方が良いと思います。
完璧な天気で芝桜鑑賞
会場は大混雑、お花の鑑賞なので年齢も赤ちゃんからお年寄りまで、幅広い年齢層の方々が来場していました。
私たち夫婦は、観光地は隅から隅まで見るタイプなので、パンフレットの指示通りに会場を進んでいきました。
かなりの人がいるので、綺麗な写真の撮れるスポットは大変混雑しているので歩きにくいようであれば、素通りして後でまた来るという方法を取った方が良かったかもしれませんでした。
この日は晴天でしたので、ピンクに染まった芝桜と、大迫力の富士山をダブルで見ることができ、会場のスタッフさんもこんなに雲一つない日はなかなかないよ、とこの日の天気を絶賛していました。
お散歩が好きな方には、とてもいいスポットだと思いました。
芝桜のシーズンが終わると、次はラベンダーが咲き誇るようで、それもまた幻想的で良い匂いがしていいですよ、と話していました。
会場内には、見晴らし展望台もあり、写真が好きな方も楽しめる工夫がされていました。
ただ、かなり混んでいるので、展望台の上で大人数での写真撮影は少し困難な感じがしました。
観光地ならではの記念撮影サービスも行なっており、会場内で一番良いスポットから、プロのカメラマンさんに写真を撮ってもらうこともできます。
ツアーで参加している方などで混雑しているので、様子を窺いながら行くのがいいかもしれませんね。
芝桜と富士山とご当地グルメ
そろそろお腹が空いたということで、会場で一番賑わっているご当地グルメとお土産売り場のコーナーへと足を運びました。
芝桜、富士山が綺麗に見える場所にお店があります。
ご当地グルメと飲食店に関しては全て露店で、飲食スペースも少ないですが外に設置されていました。
また、購入が全て食券のため、一度露店を全て見て回ってから、何を食べるか決めた方が効率的でした。
静岡名物、富士宮焼そばや豚汁、山梨県の名物、信玄餅のクレープや、鳥もつ煮など、かなりのご当地グルメが提供されていました。
私たちも、まずは一通り見てみようということで、露店をぐるぐると見て回っていました。
旦那が、お昼は静岡で海鮮を食べたいのでここでは軽めにお願いしますと忠告があったので、ちぇっと思いながらも何を食べるか決めていました。
お土産屋さんにも入ってみました。
入口でスタッフの方が、桜の葉入りゼリーを来店者全員に試食として配っていて、少し嬉しい気持ちになりました。
お店の中は、ディズニーランドのお土産コーナー並みに店内、レジ周り共に混雑していました。
私たちは、お土産は特に買う予定はなかったので、さらっとみて、露店に戻りました。
私は、八ヶ岳ソフトクリームを、旦那は鳥もつ煮を食することにしました。
露店とはいえ、かなりのクオリティでとても美味しかったです。
ただ、案の定座るところはなく、立ったままの食事となりました。
お子さんがいるご家庭では、席の空きを確認してからの方がいいかもしれませんね。
大渋滞、早く海鮮が食べたいのに…
芝桜会場を後にし、静岡方面へと車で向かい始めました。
静岡方面から芝桜会場に来る車は、10㎞は行かないですが、かなりの渋滞をしていたので、時間帯や日にちを調整した方がスムーズに来れると思います。
山梨県方面からは多少の渋滞はありますが、会場に入るまでの10分くらいなので嫌になるほどではないようです。
静岡方面に向かい始めて、1時間。
目的地は沼津港だったようなのですが、お昼時ということもあり、沼津港に近づくにつれ、かなり混雑していました。
沼津港周辺の海鮮店を目指していた旦那ですが、渋滞が大の苦手なので、急遽お店の変更をしました。
Uターンをすることもできず、とりあえず進めるとこまで進み、その車中で新しいお店探しをしていました。
食べることが好きな夫婦なので、美味しくないものは食べたくないのですし、必死においしそうでまだ営業しているお店を探しました。
その時の時間が大体、14時前、そろそろ決めないとランチが終わってしまうと焦っていた私たちの目に、1件の老舗チックな青い暖簾のお店を見つけました。
お腹もかなり空いていたので、もうここでいいやと旦那と即決して奇跡的に1台だけ空いていた駐車場に車を止め、店内へと入りました。
奇跡の発見、絶品海鮮丼
店内に入ると、店主が1人カウンターで魚をさばいています。
店員さんは奥さんなのか、すこし愛想はないですが、すぐに席に案内してくれました。
私たちは、カウンター席が好きなので、店主が魚をさばいている姿が見える席へと座りました。
店内は歴史を感じる木造づくり、店主は釣りがとても好きなようで、自作の釣竿やルアーが所狭しと並べられていました。
メニュー表に目を向け、旦那は海鮮丼、私は海鮮定食を注文しました。
店主と従業員さん1人しかいないため、料理が提供される時間は少し遅めです。
しかし、店内に釣竿の他にも、写真や絵が飾ってあるので、待ちくたびれることはありませんでした。
20分から30分後、ようやく料理が出てきました。
彩が素晴らしく、毎朝沼津港で新鮮なお魚を仕入てくるとのことでした。
どれも、プリプリで本当に美味しかったです。
一番感動したのが味噌汁でした。
旦那が食べた海鮮丼には、しじみの味噌汁、私の食べた海鮮定食にはカニ汁が付いていました。
しっかりとした出汁がとられており、今まで飲んだ味噌汁の中で、一番美味しいといっても過言ではないほどのクオリティでした。
最初に行こうとしていたところとは変更になりましたが、良い店主といい店、いい料理に出会えた奇跡に私も旦那も満足でした。
帰り道、1日の思い出の振り返り
そんなこんながあって、日帰りの静岡旅行も終わりを迎えます。
1泊しても良いのですが、なんとなくこの日は家へ帰ることにしました。
日帰り旅のいいところは、1日の旅の余韻を残したまま家に帰れるということです。
1泊してしまうと、明日の予定も決めなくてはいけないなど、色々ありますからね。
車中で今日一日で楽しんだことを、旦那と2人で話しながら走っていると、山中湖の周辺を通りました。
対岸のお店が幻想的で、なんだか千と千尋の神隠しに出てくるようなぼやーっとした、なんとも言えないステキな景色とも巡り会えました。
遠い場所に旅行に行く場合は、レンタカーを借りることがほとんどです。
お子さんがいる家庭だと、車での旅行のほうが安心して色々な場所に行けるので、とてもおススメです。
もちろん、お子様がいないご家庭でもたくさんお土産等を買えば、絶対に車の方が便利なので、一度車でのご旅行を計画してみてください。
今回私たち夫婦が行ったのは山梨から静岡と短距離ですが、色々な発見がありました。
普通の週末に行けば、沼津港ももっとすんなり入れたと思います。ぜひ皆さんのご参考になればと思います。
みなさんにも、ステキな出会いがありますように。
静岡へ行くなら
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