私が数年前に遊びにいったアルカトラズ刑務所について、遊びにいった体験談を詳しくお話ししたいと思います。
アルカトラズ刑務所に行った際の出来事
まず、私がアルカトラズ刑務所に遊びに行こうと感じたのは、子供の頃に見たTVスペシャルのルパン三世「アルカトラズコネクション」を見た際に、ここに行ってみたいと感じたのがきっかけです。
また、1995年か1996年に公開されたショーン・コネリー、ニコラス・ケイジ主演の「ザ ロック」を見て、これは絶対にアルカトラズ刑務所に潜入して、どんなものか見たくなってしまいました。
まずアルカトラズ刑務所に向かうには、フィッシャーマンズと言われる漁港の近くにあるピア33からアルカトラズ刑務所に向かうフェリーで行きます。「アルカトラズ刑務所」に向かう際に、自然が素敵だったのが印象に残っています。
また、フェリーからでもホオジロザメ、正式名称ホワイトシャークの大きな背びれが見えて、フェリーのスタッフの方も「アルカトラズから脱出不可能と言われる所以がここにあるんです」と仰っていたのが衝撃的でした。
実際にアルカトラズ刑務所に潜入して
実際にアルカトラズ刑務所に潜入しました。過去はどうなっていたのか分かりませんが、今ではただの観光スポットでした。
映画「ザ ロック」の感覚を知りたくて、私たちはツアーの一部として、実際にシカゴの禁酒法時代に脱税で逮捕されたアルカポネが収監されていた房も見学させていただきました。
また、ギャングとして有名なマシンガンケリーのお話しも、ツアーのスタッフの方が日本語でうまく説明してくれました。私の一番知りたかった犯罪者のお話しをツアーのスタッフから聞くことができたのが、アルカトラズ刑務所に来てよかったと思えた瞬間でした。
私が一番聞きたかった、ボストンのウィンターヒルギャングのホワイティ・バルジャーがいた房も見せてくれたのが感激でした。
数々の歴史に残る犯罪者、言い方はよくないですが、パブリックエネミーズは大体アルカトラズ刑務所に収監されていたんだなと痛感しました。こんな海の中の刑務所だから余計そう思います。
ツアーの方々の催しについて
ツアーの方々が催しをしてくれました。はじめは普通にアルカトラズ刑務所の中で、元々は軍事で利用していた基地だったなどの歴史のビデオを見ました。
これでは私の思っていた裏社会のディズニーランドのアルカトラズ刑務所の意味がありません。ただツアーのスタッフの方々はそれなりに旅行のオプション代を支払っただけあって、刑務所経験をさせてくれました。
英語で話していたのですが、「房に入れ」「自由時間だー」など。実際の刑務所にいた凶悪犯罪者のような気持ちになれたのが、最高に面白い催しでした。
日本のエンターテイメントのオプションでここまで楽しませてくれるものはなかなかありません。また、日本のエンターテイメントで元刑務所を使い刑務所自体をアトラクションにして、見学者・参加者を囚人に見立て命令してくれるなんて嬉しいです。
多分、普通のつまらない大人には分からないと思います。私は学生時代に犯罪心理学、組織犯罪に関してゼミで学んでいたので最高の経験でした。
アルカトラズ刑務所のお土産の数々
アルカトラズ刑務所のお土産の数々にもびっくりするものがありました。
先述しましたが「刑務所」です。ありとあらゆる凶悪犯罪者を収監してきたアルカトラズ刑務所にて、それを売りにして「アルカトラズパーカー」「アルカトラズシャツ」「アルカトラズキーチェーン」等がありました。
大体若者受けするお土産が複数置かれておりました。私は普通にパーカーを買ってしまいました。私がアルカトラズ刑務所をパワースポットと推薦する理由は、一つに「負の遺産であるアルカトラズ刑務所を簡単に改装、居抜きしてテーマパークにする」という点です。
これは日本人には抵抗があります。日本人というより日本政府、古き良き日本人と呼ばれる偽善者にはかなり厳しい印象です。
また、凶悪犯罪者、それも裏社会の有名人が収監されただけあって、人間たちの人生がパワーとなって溜まっていると感じます。少し話は脱線しますが、アルカトラズ刑務所には負のパワーがあり、刑務所内で幽霊が出るとの噂も耳にしました。
私の思うパワースポットとは
私の思うパワースポットとは、ただの建物、テーマパーク、歴史上の建造物ではありません。
今回、私が世界のパワースポットとして「アルカトラズ刑務所」を推薦したように、現在に到るまでの歴史の中で人々が暮らして、本気で酸いも甘いも経験して、刑務所内で殺される可能性、紛争があるようなこともありながら必死で生きて来た力を感じたからです。
特に、独房には壁が血で汚れたような跡が何十年経過した現在でも残っていて、ほとんど改装されずに残されています。ここにはアメリカという大胆なライフスタイル、文化、歴史を感じ、負の遺産でさえも収益に変える図太さからパワーを貰いました。
私にとってのパワースポットは、そのスポットにきて力を貰えるか。困難な人生をちょろいと感じることができるかという定義です。
何度もお伝えしますが、アルカトラズ刑務所には、桁違いの人生を送ってきた奴らの生きた魂が今も宿り、そんな中もでお土産を売ってしまうアメリカ人のパワーこそが、アルカトラズ刑務所がパワースポットたる所以だと思います。
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