バリ島グルメは白ご飯がすすむ
インドネシアのバリ島に行ってきました。
インドネシアの料理といえば、まず浮かぶのはインドネシアのチャーハン・ナシゴレンに、焼きそばのミーゴレン。
でもこれだけではなくて、美味しい料理がいっぱいあるのです。
地元の人が日常食べるのが、ナシチャンプルと呼ばれるものです。
チャンプルは沖縄の言葉にもありますね。
白いご飯に、肉や野菜やいろんなおかずが少しずつ乗っているワンプレートスタイルです。
店によっておかずが違いますが、大豆発酵食品のテンペを甘辛く味付けたものや、鶏肉にサンバルと呼ばれるチリソースがかかったもの、野菜を削ったココナツで和えたものなど、どれも白ご飯がすすむおかずばかり!
いろんなお店を試して、飽きることがありませんでした。
そしてバリ島に行ったら外せないのが、豚の丸焼き料理バビグリンです。
元々お祭りのときに男たちが作る祝い料理なのだそうで、豚一匹丸ごとを豪快に丸焼きにしてあります。
早い時間にお店に行くと、こんがり焼かれた豚が形のままで運ばれてくるのが見られます。
カリカリに焼かれた皮と、ジューシーな柔らかい肉とスパイスが合わさって、これもご飯がすすむ、すすむ。
その他にも、中華系も多く住んでいるので意外にも中華が美味しかったり、ご飯に好きなおかずを選んで乗せてもらうパダン料理など、バリ島のご飯はとにかく白ご飯がすすむ美味しいおかずばかりで、日本にいるときよりも白ご飯を食べて旅行中にすっかり太ってしまいました。
充実のバリ島アクティビティ
バリ島はリゾートでのんびり・・・と思っていたのですが、意外にアクティビティーも充実していました。
ビーチエリアではパラセーリングやバナナボート、ダイビング、シュノーケリングと一通りのマリンスポーツが揃っています。
今回挑戦したのは、内陸部のウブドでアユン川をゴムボートで下る、ラフティングです。
初めてで緊張したのですが、やってみるとこれがかなり楽しい!
まず、ガイドさんにヘルメットやライフジャケットを着けてもらい、川岸へと階段を下りていくのですが、この階段が長いこと、長いこと。
日ごろ運動不足なので、この階段だけで息があがってしまいました。
出発前に一通りの説明を受け、いざ川へ。
ガイドさんの「前こぎ~」「後ろこぎ~」の日本語に合わせて、他のお客さんと協力してボートを漕ぎます。
途中でわざと岩に軽くぶつけてみたり、滝になっているところをザブンと下りたりと、適度にスリルもあって、アドベンチャー気分です。
浅いところでボートから下りて泳いだり、滝で記念撮影をしたり、他のボートと水をかけ合ったりして、あっという間にゴール地点に着きました。
大人になってからこんな風に川で水遊びをするなんて、久しぶりで楽しかったです。
夜はしっとりバリ舞踊鑑賞
ウブドに滞在してこれをしないともったいないのが、夜のバリ舞踊鑑賞です。
踊りや音楽に興味ないな~、と思っている方でも、一度はご覧あれ。
バリガムランはジャワガムランよりもスピード感があり、生で聴くと迫力満点です。
少しずつ微妙にずらしてあるという音階のガムラン楽器を、熟練したおじさんたちが叩き始めると、空気のうねりのような不思議な感覚が身体に伝わってきます。
そして、踊り子達の妖艶できらびやかなこと!
まさにこの世のものとは思えない妖しい美しさと、目や手の先までキビキビとしなやかに動く姿に魅了されている間に、あっという間に1時間半が経ってしまいます。
この人たちが、昼間はメイクをとって普通にその辺で生活しているなんて、考えられない別世界です。
このバリ舞踊やガムラン、旅行中に習ってみたい人は体験レッスンもできます。
私はバリ舞踊体験レッスンを受けてみたのですが、見るのとやるのとでは大違い。
ずっと中腰で、二の腕はあげっぱなし、体がバラバラになりそうなのに口元は笑って目を動かすよう言われ、1時間の体験で汗びっしょりになりました。
ひととおりの基本を習った後は、憧れのバリ舞踊の衣装をつけて記念撮影です。
これが私?!と叫びたくなるくらいの大変身メイクをしてもらい、気分はもうバリの踊り子。
一生の思い出になりました。
長距離バスでジャワ島へ
今回の旅行では、ジャワ島まで足をのばしてみました。
飛行機で行くと1時間くらいらしいのですが、費用を浮かせるためと旅の経験のために、あえて長距離バスに挑戦。
これがきつかった・・・。走れど走れど、なかなか着かないのです。
トータルで10時間くらいはかかったでしょうか。
途中、バスごとフェリーに乗ってバリ島からジャワ島へ渡るのですが、港の駐車場に着いてから、フェリーに乗り込むまでがまた長い。
渋滞のように列になっての順番待ちで、駐車場に1時間くらいいました。
フェリーに乗り込むと、バスを降りて甲板でほっと一息です。
面白かったのは、港に数人の少年がいて、客が船から海に向かって硬貨を投げると、少年たちが飛び込んで硬貨を拾うのです。
一芸を見せつつお小遣い稼ぎをしているらしく、少年たちのたくましさに驚きました。
船の中でも、のんびりしている時間はありません。
日本で言うバナナの叩き売りみたいな感じで、巧みな口上を操りながら「たたむと帽子にもなるカバン」を実演販売にくるおじさんがいたりして、言葉がわからなくても見ているだけで楽しめました。
次に行くなら飛行機にしようと思っていますが、トライする価値のあるなかなか面白いバスの旅でした。
スリリングなバリの交通事情
バリ島でタクシーなどに乗っていて、まずびっくりするのは車とバイクの多さです。
10年前にもバリに来た友人に言わせると、昔はこんなに車もバイクも走っていなかったのだとか。
ここ数年の発展で、急激に交通量が増えたのだそうです。
そのせいか、車の幅に比べて、幅の狭い道路が多く、狭い道に無理矢理中央線をひっぱったような感じで、「ここで本当に車同士がすれ違えるの?」という狭さなのに、さらに路上駐車の多いこと。
自分では絶対に運転は無理だ、と思いました。
現地のドライバーさんたちも慣れているのでしょうけれど、相手が曲がるときに日本ならもっと手前で止まって待つところを、いけるところギリギリまで突っ込んでいくのです。
「ぶつかる!」と思ったら、後5センチのとこですれ違えた、ということが何度もありました。
言い様によっては、運転が上手いとも言えるのですが・・・。
割と大きな道路が交差している交差点でも、信号が無かったり、あっても停電していて点いていない所もあり、そんなところではお互いがじりじりと詰め寄っていって、先に頭を出したほうが行く、というルールでした。
さらに驚いたのは、小学生くらいの子供がバイクによく乗っているんです!
タクシー運転手さんに聞いたところ、本来は運転免許は17歳になってから取るらしいのですが、ほとんどの人が小学生くらいから道路で練習して、そのまま無免許で大人になるのだとか。
恐ろしいです。
最近はレンタルバイクやレンタカーで移動する外国人観光客も多いそうですが、よっぽど気をつける必要がありそうです。
最終日はマッサージでリラックス
盛りだくさんであっという間に日々が過ぎ、さあ、最終日には何をしようかということになり、ウブドのホテルを午前中にチェックアウトして、ビーチエリアのジンバランへと移動しました。
日本へ帰る飛行機は深夜出発だったので、それまでの時間を大きなホテルでマッサージをして過ごすプランに申し込み、旅の疲れを癒して帰ろうという計画です。
時間がたっぷりあるので、究極のスパ6時間コース!
バリの伝統のオイルを使ってのオイルマッサージは、もう夢心地で、たぶん途中で本当に眠っていました。
気持ちよかったけれど、寝たら覚えてないのでもったいないことをしました。
南国のお花をいっぱい浮かべた、お姫様のようなフラワーバスに浸かったり、ストーンセラピーをしてもらったり。
クリームバスという名前の、ヘッドマッサージもしてもらいました。
肩こりもすっかりとれて、体中がふんわりしたところで終了。
6時間は長いかなと思いましたが、終わってみると夢を見ていたような、まさに至福の時間でした。
大きなホテルのスパだったので、日本人のスタッフさんもいらっしゃり、日本語で丁寧に説明も受けられたのでわかりやすかったです。
今回、たくさんの「生まれて初めて」の経験ができて、まだまだ知らないことややったことのないことが世界にはたくさんあるんだな~と改めて思いました。
これからもバリ島には、通い続けたいです!
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