私は都内に住む30代会社員です。
仕事の関係、そしてプライベートも合わせると世界50カ国以上の国と地域をこれまで訪れてきました。
ヨーロッパ、アフリカ、南米、アメリカなど世界中を訪れましたが、その中でもやはり個人的にはアジアが1番自分には合っていると思っています。
その中でも「イタリア」が個人的には大好きで、1番思い出に残っています。
人生で最も良かった旅行だったと思います。
日本でも比較的人気のある国でもあるのがイタリアですが、私自身も経験したものなのですが、ここではそんなイタリアの大都市を短期間で周ってくる上でのポイントを紹介します。
プランはローマ→フィレンツェ→ミラノ→ヴェネツィア→ローマと時計回りに大都市を回ってくるプランです。
ローマのレオナルド・ダ・ヴィンチ空港へ
日本からイタリアは直行便が出ていますので、アクセスも比較的便利な方に入ると思います。
飛行機に揺られ、10時間前後の空の旅を楽しみ、イタリアの首都「ローマ」の「レオナルド・ダ・ヴィンチ空港」に到着します。
そして、空港からローマ市内最大のテルミニ駅に向かいます。
テルミ二駅に向かう途中、古代ローマの雰囲気が未だに残っている風景、そして近代ローマの発展などを垣間見る事ができると思います。
ローマとヴァチカンの観光
テルミ二駅近辺には1泊3000円ぐらいで抑えられるホテルから豪華ホテルまでたくさんあります。
インターネットに載っていないようなホテルもたくさんありますが、個人的なオススメは駅から徒歩10分弱のところにある、「HOTEL TOKYO」というユースホステルです。
その名前からも馴染みやすく、かつオーナーがカタコトの日本語を話せるので安心できます。
また、「安かろう悪かろう」と思いがちですが、金額は安くても外観やフロント、ロビーなどもきれいに整っています。
大学生の格安卒業旅行のポイントは「日本でホテルを取らず、現地で探す」というところにあります。
イタリアは日本の数倍ホテルの数がありますので「5件当たってすべて満室」という事はまずないので安心して現地で探せます。
ホテルを決め、ホテルに荷物を置き、早速観光開始です。
午前中から動けるのでローマ中にある観光地をたくさん見て回れます。
オススメの観光スポットを挙げるときりがないぐらいですが、外せない観光地はコロッセオ、真実の口、トレヴィの泉、フォロ・ロマーノ、スペイン坂、そして世界最小国家のヴァチカンでしょう。
観光地もかなり密集しているところばかりなので時間を有効に使いながら一気に見る事ができます。
ただ、ヴァチカンに関しては他よりも少し長い時間をとり、歩いてみる事をオススメします。
「歩いて国を1周する」という事もできなくはないと思います。
イタリア料理ならカルボナーラ
食事に関してですが、基本的にはどこのレストランでも「ハズレ」はありません。
どこに入っても本場のイタリア料理を堪能できます。
日本でも有名であり、馴染みのあるイタリア料理の本場を現地で体験できます。
日本では知られていないパスタや、ピザの本場の食べ方を感じてみる事もおすすめです。
ただ、ローマに来たからにはローマ発祥のパスタである「カルボナーラ」をおすすめします。
最初のローマ滞在は2日もあれば十分だと思います。
テルミニ駅付近でホテルを取っている理由は「他の街へのアクセスをしやすくするため」でもあります。
テルミニ駅からフィレンツェまでは列車で3時間ほどで到着します。
フィレンツェの場合は街の中心である「ドゥオーモ」近辺でホテルを探す事をおすすめします。
もし美術作品に興味があれば「アカデミア美術館」をおすすめします。
ミケランジェロの代表作「ダビデ像」が展示されている場所です。
また、フィレンツェ滞在は1日で十分かと思いますが、ドゥオーモ近辺でのショッピングや食事タイムは書かさず入れた方がよいプランです。
最も賑わっている地域で「ジョーダン混じりに接客をする」というイタリア文化に触れる事もできます。
ミラノとヴェネツィアを観光
フィレンツェからミラノも同じく列車で移動します。
ミラノはどちらかと言うと観光よりも買い物を中心に楽しむ街です。
ただ、ここで1番外せないものはレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を実際に見る事です。
ただ、完全事前予約制なので予約する事を忘れないようにしてください。
また、ミラノは熱狂的なサッカーのファンが多い事でも知られている街です。
インテルやミランの試合がある時にはお店が早く閉まってしまう事もあります。
「店主がサッカーを観戦するため」という日本では考えられないイタリア文化を感じるのも面白いと思います。
そして、ミラノから電車で1時間少々のところにあるのが「水の都・ヴェネツィア」です。
ここは絶対的におすすめしたい場所です。
「街の8割が運河」という美しい街で、街を移動するのも、レストランに行く時でもゴンドラや水上バスを使う事が主流です。
ゴンドラで移動して、陸上に上がらずそのままドアを開けてレストランに入るというのもここでしか感じられない貴重な体験です。
特に日が暮れて街がライトアップされた時の運河との背景は最高に美しいもので、見ているだけで幸せな気持ちになるでしょう。
ヴェネツィア発祥の「ボンゴレ」を食べ忘れないようにしてくださいね。
イタリア観光での注意点
ヴェネツィアを堪能した後は列車でローマに戻り、ローマからまたどこかを経由して日本に帰るわけですが、「往復どちらも同じ空港を利用した方が金額が安く済む」という事もあるので、あえてローマに戻ってくるプランをおすすめします。
「国内を飛行機で移動しない」「往復同じ空港を利用する」というこの2つだけで数万円単位の節約になります。
もし、旅行自体の滞在を長くするのであれば、各都市をバスで移動するのもいいでしょう。
もちろんその方が格安になります。
短期間でイタリアの主要都市を一気に周ってくる事ができるわけですが、もちろん気をつけるべき事もたくさんあります。
イタリアでは日本違い、スリや置き引きが多発しています。
日本のように荷物を席に置いたまま席を立つと一瞬で荷物がなくなってしまうのでご注意ください。
私自身も以前経験した事なのですが、背中のリュックサックの紐を切られて財布を盗まれたというスリ被害に遭いました。
荷物を見えないところに持っているのは絶対NGです。
できればショルダーバッグを前にしたりしながら最低限の荷物以外は持ち歩かない方がいいです。
ブランド物を身につけたり派手な格好をすると目をつけられやすいです。
イタリア旅行を楽しむために
イタリア人は想像以上に英語が話せないのでコミュニケーションにも困りました。
対策としては「一言会話帳」のようなものを指さしで使う事です。
ただ、イタリア人はとても親切で、私がスリ被害に遭って財布を盗まれ、払うべきホテル代が払えない時にも「連絡先を渡すから帰国後、カードを復活させたら教えてね。今回は払わないでいいからね」と、こちらの気持ちをくみ取って配慮してくれるという優しさに溢れていました。
スリに遭い、宿泊していたイタリア人店主のこの優しさというのは今でも良い思い出になっています。
海外は「日本の常識は非常識」というのが顕著に表れる場所です。
事前準備と対策をしっかりしてスリなどの被害に遭わないようにするべきです。
被害に遭えばせっかくの楽しい旅行が台無しになります。
特に社会人になるとなかなかまとまった時間がとれないので、「たまに行ける海外旅行」だから羽目を外してしまいがちですし、「稼いでいる」という事から「損をする」という事にも繋がりがちです。
そのため精一杯遊ぶためにも注意すべきところ、抑えるべきところ、気を引き締めるところなどを含めながら旅のプランを立てていく事を強くおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
イタリアは今回紹介した以外にもたくさんの魅力があります。
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