長野県の景勝地である上高地。
上高地は中部山岳国立公園の一部で、国の文化財にも指定されています。
なぜ上高地は人気があるのかと言えば、それは何よりも美しいからでしょう。
そう、ビューティフルなのです。
上高地で有名な観光スポットは、河童橋や明神池、大正池などがありますね。
それぞれ人気の観光スポットで毎年多くの方が訪れています。
という事で、今回は上高地の観光スポットをご紹介します。
また、上高地へ行くのにおすすめの時期についても解説します!
河童がいるかも河童橋!
上高地の代表と言える河童橋は、上高地を訪れた事のない方でも一度はその風景を画像や写真で目にした事があるのではないでしょうか。
河童橋と呼ばれる由来は、まだ橋が存在していない時代に、頭に服を乗せて人々が川を渡った姿が河童と似ていた事、河童が住んでいると言われる深い淵があった事など諸説あるそうです。
上高地の真ん中に位置する河童橋は、上高地バスターミナルから少し歩いたところに位置し、代表的なランドマークとなるため、常に多くの人で賑わっています。
河童橋自体も風景に溶け込んでおり、とても素晴らしい橋なのですが、人々の目を引き付けてやまないのは、この橋の上から眺める美しい景色です。
河童橋の掛けられた梓川、焼岳、そして穂高連峰を眺める事ができ、それはとても感動的で心が洗われるような気持ちになります。
眺めていると、改めて日本は美しい国だと思わせてくれる、そんな景色です。
上高地は多くの方が集まるスポットですので、その周辺には飲食店や宿泊施設も多数存在しています。
この河童橋を目的として訪れる観光客の方もいるほどなので、訪れた際には周囲の飲食店を散策してみるのもおすすめです。
意外なグルメが発見できるかもしれませんよ!
明神池でパワーを注入!
河童橋から徒歩で1時間ほどの場所にあるのが明神池です。
その道のりは、歩き慣れていない方には少し困難なハイキングコースと言えるかもしれません。
ですが、この明神池こそ上高地の真のパワースポットなのです。
明神池は、穂高神社奥宮境内にあって神域とされており、神社内の池なので拝観料が別途かかります。
しかし、拝観料を払ってでも見るべき価値のある池です。
賑わっている河童橋とは異なり、この穂高神社周辺は静寂に包まれています。
穂高神社の境内奥に入ると、さらにその静寂さは増します。
まず、一之池が見えてきます。
池が目に入ると、その透明度の高さに思わず言葉を失います。
透明度があまりに高いため、周囲の風景が湖面に映し出され、一瞬湖面と陸地の境界線を錯覚してしまうほどです。
この場所が神の領域である事を痛感させられるような、そんな景色です。
河童橋とは異なり、ここでは言葉を発する方はあまりいません。
それだけ自然のパワーに圧倒されてしまう、そんな場所なのです。
明神池の風景を写真に撮る事はできますが、その美しさは決して写真で伝える事はできません。
写真を見て、美しいと感じたならば、実物はその何百倍も美しく感じる事は間違いありません。
是非一度訪れてみるべき池だと思います。
上高地のおすすめは大正池!
上高地はいつ訪れても美しい風景が堪能できる観光地ですが、おすすめの時期は夏と秋です。
夏におすすめの理由は、まず1つに避暑地である事。
標高が1500mの場所に位置する上高地は、通年気温がそれほど上がらない山岳地になります。
特に真夏は、朝晩の気温差が激しく、早朝は気温が大きく下がります。
そして、その真夏の早朝に見るべきなのが大正池です。
上高地バスターミナルよりさらに手前に位置する大正池は、気温が下がった真夏の早朝に朝もやに包まれます。
太陽が昇りきってしまうとすぐに消えてしまうため、本当に一瞬で幻想的な風景です。
大正池は、この瞬間が一番美しいと言われています。
夏は山々が緑に包まれ、川の水の透明度が増します。
そして、その夏と対照的に秋になると紅葉が深まってきます。
夏の緑とは異なり、赤や黄色の紅葉が山々を彩ります。
夏と秋では、河童橋や明神池の風景も目に入る色や感じる空気が異なります。
日本の美しさを再認識させてくれる上高地を是非一度訪れてみてください。
なお上高地へ訪れる際は、服装にくれぐれも注意しましょう。
思った以上に気温は低いので、暑がりの方も調整ができるように上着を持参しましょう!
上高地のマップ(地図)
上高地のマップ(地図)になります。
参考サイト
■上高地公式ウェブサイト
URL:「https://www.kamikochi.or.jp/」
まとめ
上高地の美しさはまさに絶景です。
ビューティフルという言葉しか出てきません。
写真で見てもその美しさは分かりますが、どうせならこの目で見たいですよね。
河童橋に行った後、明神池でパワーを貰って大正池で美しさを堪能する。
最高ですね。
あなたもおすすめの時期を参考にしながら、是非とも一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
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