京都にある「漢字ミュージアム」。
漢字ミュージアムということもあり、漢字について学ぶことのできる場所となっています。
漢字と言えば難しいイメージを持たれるかもしれませんが、このミュージアムは小さなお子さんでも楽しめる場所です。
ということで今回は、京都「漢字ミュージアム」についてご紹介します!
漢字ミュージアムってどんな場所?
京阪本線祇園四条駅から歩いて5分程の場所に漢字ミュージアムはあります。
八坂神社にも近い場所なので、目の前の通りは多くの人で賑わっています。
元々は京都市元弥栄中学校があった場所で、閉校になってしまったため、この施設が建てられたのだそうです。
新たな教育の場になるように建てられたのだとか。
漢字ミュージアムは、「体験しながら学ぶ」ということを大切にしています。
コンセプトも「京都で見て触れて遊んで漢字の魅力 大発見」というものになります。
日本独自の文化となった漢字に触れて、面白さが伝わるようにと展示も工夫されています。
全体的に体験しながら見学できるという点が一番の魅力です。
実際に訪れてみて、体験できるものが多いので大人でも楽しいと思える場所です。
具体的にどのような体験ができるのか、次でご紹介していきます。
パンフレットを利用した体験が楽しめる!
まず、パンフレットに注目していただきたいです。
パンフレットは何種類かあります。
初めに体験できるのは、「甲骨文字占い」。
甲羅に文字を書いて残したという歴史があります。
レプリカも展示されていて、実際に触れて刻まれた文字の感触を確かめることができます。
パンフレットには、甲羅の絵柄が描かれており、そこに象形文字が書かれています。
どんな意味合いなのか、パッと見た時には分からないのですが、用意された金属で指定された部分をこすってみると、その象形文字がどのような漢字なのかが分かります。
占い風になっていて、私の場合「友」という文字が現れ、下に「友だちがたくさんできるよ」という結果が現れました。
人によって内容が違うので、一緒に行った人と見せ合いながら楽しむことができます。
他にもパンフレットを利用して体験できることはたくさんありました。
例えば、万葉仮名のスタンプを押すというコーナーです。
自分の名前を万葉仮名で表すとどのようになるのか知ることができます。
小さなお子さんは楽しみながら押していました。
どんな漢字が現れるのか押してみなければ分からないところもわくわく感がありますよ。
漢字5万字が書かれたタワー!
1階の階段近くに「漢字5万字タワー」というものがあります。
壁面にびっしりと漢字が書かれています。
教養漢字と常用漢字は大きく書かれており、それ以外の漢字は小さく書かれています。
5万字書かれている壁面にはさすがに圧倒されました。
この中には自分の名前に使われている文字がどこかにあるはずなのですが、見つけるのもかなり苦労します。
柱の4面に書かれているので、探しているだけでも時間が過ぎます。
でも、見つけられた時は思わず嬉しくなります。
小さいお子さんと一緒に探すのも楽しいかもしれません。
写真撮影は基本的にOKで、フラッシュをたかなければ良いそうです。
見つけた文字と一緒に記念撮影しても良いかもしれませんね。
また、このタワーで文字を探している時に感じたのですが、自分の漢字が教養漢字なのか、常用漢字なのか、それとも違うのか、ということはあまり気にしたことがありませんでした。
色でも分かるようになっているので、この字が学校では教えてくれない漢字なのかと知ることもできました。
漢字が書かれた湯飲み型オブジェ!
2階には体験型のコーナーがたくさん用意されています。
タッチパネルで遊べるコーナーなど、最新の機器を使った場所もあります。
磁石などを使って学ぶことができる場所もありました。
漢字が書かれた引き出しを開けると、その書かれたものがミニチュアで入っているというものもありました。
大人でも一瞬分からないというものもあり、子どもだけでなく大人も学べる展示だなと感じました。
日常目にするものの漢字や、動物の漢字など、身近な題材も多くありました。
また、インスタ映えしそうな場所も2階にはいくつかありました。
漢字が大量に書かれた大きな湯飲み型のオブジェがありました。
その湯飲み型のオブジェの中に入ることができるので、まるで湯飲みに入った姿を撮影することができます。
また、祇園祭で使用されている鉾を間近で見ることができます。
この山車は1階のショップで展示されているもので、2階なので、普段はなかなか見ることのできない鉾の上部がどうなっているのかを見ることができます。
一緒に撮影することもでき、京都ならではの文化に触れることもできます。
1階にはカフェも!お土産も購入しよう!
1階にはショップやカフェも併設されています。
ショップには雑貨が多く、外国の方に受けそうなものもたくさんあります。
漢字ミュージアムならではの商品もあったので、記念に購入するのも良いかもしれません。
また、2階から間近に見れた祇園祭りの鉾もこちらで見ることができます。
下から見るとその大きさや迫力に驚きます。祇園祭の映像も流れていて、実際の雰囲気も十分に味わうことができます。
カフェでは、入り番茶や玉露などを味わうことができます。
ソフトクリームも定番のバニラや抹茶の他にほうじ茶やニッキがあります。
ちょっと変わったソフトクリームをこちらで味わっても良いかもしれませんね。
もちろん食事のメニューも豊富です。
京都ならではの食材も使用されており、季節によっては限定商品なども登場します!
漢字ミュージアムで見学した後はこちらのカフェで休憩するのもおすすめです。
漢字ミュージアムのマップ(地図)
漢字ミュージアムのマップ(地図)になります。
まとめ
体験しながら学ぶことのできる施設なので、見学にはかなり時間を設けた方が良いかと思います。
2時間程度で帰りましたが、1日過ごすこともできそうだと感じました。
小さいお子さんから大人まで楽しめる体験型のミュージアム。
一度は行って見てはいかがでしょうか?
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