西芳寺(以下、苔寺)は世界遺産にも登録されているお寺で、予約をしなければ拝観できない少し変わった場所です。
庭園内は約120種類の苔で覆われており、足利義政が銀閣寺を建てる際に庭などを参考にしたのは有名な話です。
また、あのスティーブ・ジョブズもお忍びで訪れていたそうですよ!
という事で、今回はそんな苔寺をご紹介していきますが、苔寺にはおすすめの時期やタイミングがあります。
それを踏まえておくと、より一層苔寺を楽しめるので是非参考にしてみてください。
僕のプロフィールはこちら
苔寺のおすすめの時期は?
結論から書いてしまいますが、苔寺のおすすめ時期は、「紅葉の時期」か「梅雨の時期」になります。
まず、なぜ紅葉の時期が良いのかと言うと、これは何となく想像がつきますよね。
なんといっても景観が段違いです。
苔寺はその特性上、一面が苔の緑に覆われています。
特に、苔寺の苔は人の手によってしっかり管理されているため綺麗ですし、苔と紅葉の対照的な色合いが見事にマッチして、他では見られない景観を演出します。
紅葉の時期と言えば秋頃になりますが、秋頃以外におすすめな時期が梅雨になります。
なぜ梅雨の時期が良いのかと言うと、雨の日が多いからです。
一番おすすめなのは雨上がりで、これも苔の特性ですが、少し水分を含むと光沢が出て、より一段と苔が綺麗に見えるのです。
基本的には「紅葉の時期」か「梅雨の時期」を狙うと良いかと思いますが、苔寺は予約制という弊害もあるので、自分の思った通りにはいかない事の方が多いかと思います。
あくまで参考という事で。
苔寺は事前予約制だけど予約キャンセルは可能?
苔寺は事前予約制なので、申込みをしないと入る事ができません。
往復はがきにて事前申込みを行ないます。
基本的に遅刻した場合は中に入る事ができないと言われていますが、僕が調べた限りではどうやら大丈夫そうです。
というか僕もちょっと遅れそうになってぎりぎり駆け込みましたが、快く入れてもらえました。
ただ、入れてもらえない場合もあるので遅刻はしないようにしましょう。
予約のキャンセルについてですが、どうしても行けなくなった場合などは電話などで連絡しておきましょう。
別日に変更してもらえる可能性もあるので、わざわざ往復はがきを用意して再申込みする手間も省けます。
苔寺での写経はなしにできないの?
苔寺は庭園を拝観する前に写経を行ないます。
所要時間は約40分~1時間ほどです。
中には足腰の悪い方もいると思うので、そういった方には椅子が用意されています。
写経はある意味修行の一環のようなもので、やりたくないという方もいるかと思いますが、写経をなしにして庭園拝観だけという事はできません。
まずは写経を行ない、その後庭園拝観を行なうというのが苔寺での流れになります。
苔寺の拝観料
拝観料は3000円と少しお高いですが、写経などを行なうのでその分が含まれています。
写経は普段できる事ではないですし、貴重な体験ができるという事を考えると3000円位は安いものです。
拝観料を払うのは、庭園拝観時になります。
苔寺へのアクセス
これが苔寺の入口になります。
阪急松尾大社駅から徒歩約20分です。
少し歩くので余裕をもって行きましょう!
苔寺の庭園拝観
では、僕が苔寺で撮った写真をひらすら載せておきますね。
苔寺は本当に異次元にいるかのような感覚になりますし、言葉で説明するよりも写真を見て頂いた方が伝わりやすいかなと思います。
苔寺の御朱印は少し変わっている?
庭園拝観後、御朱印を購入する事ができます。
値段は500円になりますが、苔寺の御朱印は少し変わっていて面白いですよね。
僕は御朱印帳を持っていないので、このようにすでに御朱印が書かれたものを購入する事ができます。
もちろん直接書いて頂く事もできます。
苔寺の御朱印は2頁を使用する珍しい御朱印なので、御朱印集めをされている方は是非!
苔寺のマップ(地図)
苔寺のマップ(地図)になります。
まとめ
庭園拝観はそこまで時間がかからないので、ゆっくり回れます。
また、予約制という事もあり、庭園内に人が少ないので良い写真を撮りたい方には非常におすすめです。
非常に綺麗な景色で他とは違う雰囲気を持った神社です。
予約制ですが、足を運ぶ価値は十分あるかと思います!
京都へ行くなら
京都のガイドブック
京都へ行く際のガイドブックです。1冊持っていると便利ですよ。