最近はパワースポットが観光地として人気ですよね?
数多くあるパワースポットの中でも最強と言われているのが「須佐神社」です。
今回はそんな須佐神社について深く掘り下げていこうと思います!
日本一のパワースポットは須佐神社!
島根県出雲市と言えば、出雲大社を思い浮かべる人がほとんどかと思います。
そして、出雲大社と言えば、日本有数のパワースポットとしても有名です。
ですが、この出雲市には出雲大社を超えるパワースポットがあるのをご存知ですか?
霊能者の江原啓之さんが著書の中で、「個人的に日本一のパワースポット」として紹介したのが出雲市にある須佐神社です。
須佐神社は出雲市の奥深い山あいにある小さな神社で、出雲神話のヤマタノオロチを退治したスサノオノミコト(須佐之男命)の終焉の地として御魂を鎮めた神社です。
スサノオノミコトを祀った神社は全国各地にありますが、御魂を祀った神社は全国でも須佐神社だけで、スサノオノミコトが古く由緒正しい神社です。
江原啓之さんは、守護神がスサノオノミコトとのことで、そうしたご縁でこの須佐神社に惹かれ、またこの須佐神社のスピリッチュアルなパワーを日本一と感じられたのかもしれません。
出雲市佐田町須佐について
須佐神社のある出雲市佐田町須佐は、出雲大社の近くを流れる神戸川を山あいに30キロほど入ったとても静かな山村です。
鉄道は通っていないので、出雲市からバスかタクシーで行くしか交通手段のない不便なところですが、江原啓之さんが日本一のパワースポットとして紹介されて以後は、多くの有名人や観光客の方が須佐神社にお参りに来られています。
出雲大社も近いので、出雲大社とあわせて参拝する方がほとんどのようです。
その須佐ですが、ここは各地の開拓を終えたスサノオノミコトがやってきて最後の国造りをし、「この国はよい国だから、我が名を岩木ではなく土地につけよう」と言って、この地を「須佐」と命名したそうです。
現在の須佐は、神戸川の支流である須佐川の周辺に広がる田んぼの中の小さな集落で、その小さな集落を少し進むとすぐに木に囲まれた「須佐神社」があります。
神社のすぐ横には、出雲須佐温泉「ゆかり館」があり、日帰り入浴やお食事の他、宿泊もできるそうです。
須佐神社と樹齢1300年の大杉
須佐の小さな集落を進むと鳥居が見えてきます。
鳥居をくぐって境内に入ると、神門と参道の奥に拝殿・神楽殿があります。
いずれも大きな建物ではありませんが、境内に入ったとたん、その澄み切った空気感に、敏感な方はスピリチュアルなパワーを感じられるのではないでしょうか。
拝殿には出雲大社と同じような太いしめ縄がかかっています。
拝殿の後ろには本殿があり、本殿は出雲大社と同じ大社造りとなっています。
その本殿の裏側に回ると、樹齢1300年と言われる幹回り6メートル、樹高24メートルの大杉が立っています。
この杉の木は須佐神社の御神木で、江原啓之さんもこの大杉の周りが特に強いパワースポットだと仰っています。
ただ残念なことに、この大杉は以前は囲いはありませんでしたが、観光客の増加によって幹や根を傷つけられることが頻発したため、現在は囲いが設置されており、大杉の幹に手を触れることはできません。
ですが、根には触ることができるので触ってお賽銭を供える方が多いようです。
須佐神社に伝わる「七不思議伝説」
須佐神社には古くから語り継がれてきた七不思議という伝説があります。
1つ1つご紹介しますね。
①塩井(しおのい)
拝殿の横に小さな池があります。
塩水が湧いて、スサノオノミコトがこれを汲み土地を清めたと伝えられています。
日本海の稲佐の浜と繋がっているとも言われています。
②神馬(しんめ)
神社に奉献された馬は、どんな毛色の馬でも白馬に変わるそうです。
③相生の松(あいおいのまつ)
本殿の裏に雄松、雌松が1本になった松があったそうです。
④影無桜(かげなしさくら)
須佐大宮の境内の大きな桜が隠岐に影をもたらして、隠岐に稲が実らなくなった時に桜を切って隠岐に稲が実るようにしたそうで、その切り株から生えた桜は枯れずに今も残っているそうです。
⑤落葉の槇(おちばのまき)
スサノオノミコトの妻、稲田姫がお産をした時に、産具を槇(柏)の葉で包み、それを松の葉で綴って川に流したところ、それが流れ着いたところに「槇と松」が生えたそうです。
⑥星滑(ほしなめら)
須佐の西側にある中山の頂上辺りに白い斑点のある岩盤があり、それが白く輝いて光が大きい年は豊作、光が小さい年は不作なのだそうです。
⑦雨壺(あまつぼ)
神社の横を流れる須佐川を下った田の中に岩があり、その岩の穴をかき回すと須佐大神の怒りで洪水が起きると言われているそうです。
須佐神社で実際に体験した超常現象
私は須佐神社の近くで生まれ育ったので須佐神社は身近な神社でしたが、大人になってからは島根県を出たので、滅多に行く機会はなくなりました。
その間に、江原啓之さんの著書によって須佐神社はとても有名になったので、大人になってからお盆の夜に須佐神社に行ってみました。
お盆の夜に須佐神社では念仏踊りが行われます。
この時、写真を撮りながら境内の様子を見ていたのですが、ふとデジタルカメラの中の撮った写真を見てみるとびっくり。
無数の玉が沢山写っているのです。
あまりの玉の数の多さに驚きました。お盆だったので、ご先祖様の御霊だったのでしょうか。
また、知り合いが須佐神社に参拝して写真を撮った際に、写真が得体の知れないマーブル模様になっており、写したものは分からない状態だったそうです。
これも須佐神社のパワーのせいでしょうか。
須佐神社のマップ(地図)
須佐神社のマップ(地図)になります。
まとめ
須佐神社のスピリチュアルパワーについては、子供の頃は特に感じることはなかったのですが、大人になって行ってみると、境内の澄み切った空気感は確かに他の場所では感じたことのないものでした。
娘も連れて行きましたが、ここは何かが違う、と子供なりに言っていました。
そんな日本一のパワースポットである須佐神社に一度は訪れてみませんか?
島根へ行くなら
島根のガイドブック
島根へ行く際のガイドブックです。1冊持っていると便利ですよ。