日本画家の巨匠、横山大観。
横山大観の作品を身近に見ることのできる「横山大観記念館」が東京上野にあります。
今回はそんな横山大観記念館を実際に訪れ、横山大観への理解を深めていきたいと思います。
まずは横山大観について勉強をし、その上で横山大観記念館を訪れたいと思います。
横山大観とは
横山大観(1868~1958)は日本の有名な画家で、「朦朧体(もうろうたい)」という没線描法を確立しました。
■詳細は以下を参照
■朦朧体って何や?
朦朧体とは輪郭を明確に描かない没線描法で、当時は受け入れられず悪意を持って「朦朧体」と呼ばれていました。
あとで載せていますが、横山大観の作品を見るのが一番分かりやすいです。
色彩の濃淡で輪郭を表現しているため、明確に線を描いていないのが分かりますよ!
横山大観は無類の酒好き
横山大観が無類の酒好きというのは有名な話です。
酒があまりにも好きだったため、食事は酒と少量の肴などで済ましていたと言われています。
酒をあほほど飲んでいたにも関わらず、アルコール中毒にならず90年の寿命を全うしています。
ちなみに横山大観が好んで飲んでいたお酒は広島の「酔心」です。
横山大観の脳
夏目漱石の脳が東京大学医学部に保管されているのは有名な話ですが、実は横山大観の脳もアルコール漬けにされて保管されています。
どうやら最近は展示などを行っていないようで、関係者以外は見ることができないようです。
横山大観作品の特徴
横山大観の作品は個人所蔵が多いのが特徴です。
また、富士山を好んで描いていたのも特徴の一つです。
公共施設に保管されている作品も多いですが、2018年に開かれた「生誕150年 横山大観展」では個人所蔵の作品も展示されていました。
横山大観の作品は真似されやすい?
横山大観の作品は真似されやすく、当時、横山大観の作品を模倣した地方の無名画家が多く現れました。
彼らは「田舎大観」と呼ばれており、横山大観は贋作が非常に多い画家の一人としても知られています。
鑑定によって本物だと判定された大観の作品は「大観番号」というものが付与されるそうですよ!
横山大観の作品はこれ!
ほんの一部ですが、僕が個人的に好きな作品を載せておきます。
龍興而致雲(りゅうおこりてくもいたす)
乾坤輝く(けんこんかがやく)
横山大観記念館とは
横山大観記念館は、横山大観が実際に住んでいた邸宅で、作品づくりなどもこの邸宅で行っていたとされています。
東京大空襲で一度消失していますが、ほぼ同じ形で再建されています。
横山大観は亡くなるまでこの邸宅で作品を作成していました。
■詳細は以下を参照
横山大観記念館の展示内容
展示内容は3か月毎に変更されます。
■詳細は以下を参照
横山大観記念館の営業時間・料金
営業時間 | 午前10時~午後4時 |
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料金 | 大人800円 |
休館日 | 月~水曜日 |
■詳細は以下を参照
横山大観記念館へのアクセス
郵便番号 | 〒110-0008 |
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住所 | 東京都台東区池之端1-4-24/1-4-24 |
TEL | 03-3821-1017 |
電車でのアクセス | ・東京メトロ千代田線「湯島」駅より徒歩7分 ・東京メトロ銀座線「上野広小路」より徒歩12分 (松坂屋前から都バス 上58で2つ目) ・JR「上野」駅またはJR「御徒町」駅 より徒歩15分 ・京成線「京成上野」駅より徒歩15分 ・都バス「池之端1丁目」バス停より徒歩1分 |
実際に横山大観記念館に行ってみた
※後日更新。
横山大観をより深く理解したいなら!
まとめ
※後日更新
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