【Laravel】get()・first()で0件データを綺麗に処理する方法


こんな悩みを解決できる記事を書きました!
僕は現役フリーランスエンジニア(歴10年)で、資格は13個保有しています。
「Laravelのget()やfirst()で0件データを綺麗に処理する方法を知りたい」とお考えではありませんか?
Laravelを使っていると、取得したデータが空の場合に例外が発生したり、期待通りの動作にならないことがありますよね。
特にfirst()でnullが返ってきた時や、get()で空のコレクションが返ってきた時の処理に悩むことも多いはずです。



分かってしまえば簡単なのでサクッと解説します。
ということで、本記事ではLaravelのget()やfirst()で0件データを綺麗に処理する方法を解説します。





すぐ読み終わるので、ぜひ最後まで読んでくださいませ。
first()でnullを適切に処理する方法
Laravelのfirst()は、データが見つからない場合にnullを返すため、適切なnullチェックが必要です。
最もスマートな方法は、firstOrFail()やOptional Chainingを活用することです。



firstOrFail()を使えば、データが見つからない場合に自動的に404エラーを返してくれるため、コントローラーでの例外処理が不要になります。
// Bad: 手動でnullチェックする方法
$user = User::where('email', $email)->first();
if (!$user) {
abort(404, 'ユーザーが見つかりません');
}
// Good: firstOrFail()を使う方法
$user = User::where('email', $email)->firstOrFail();
// データが見つからない場合は自動的に404エラーが返される
get()で空のコレクションを判定する方法
get()は常にコレクションを返すため、isEmpty()やisNotEmpty()を使った判定が効果的です。
また、count()よりもisEmpty()の方がパフォーマンス面で優れています。



空の場合に代替データを返したい時は、whenEmpty()が便利です。
// Bad: count()を使った判定
$users = User::where('status', 'active')->get();
if (count($users) === 0) {
return '該当ユーザーなし';
}
// Good: isEmpty()を使った判定
$users = User::where('status', 'active')->get();
if ($users->isEmpty()) {
return '該当ユーザーなし';
}
// Better: whenEmpty()を使った方法
$users = User::where('status', 'active')->get();
return $users->whenEmpty(function () {
return collect(['該当ユーザーなし']);
});
よくある質問
get()とfirst()の違いは何ですか?
get()はコレクション(配列形式)を返し、first()は単一のモデルインスタンス(またはnull)を返します。
get()は複数件のデータを想定した処理で、first()は1件のデータを取得する場合に使用します。
パフォーマンス面では、1件だけ必要な場合はfirst()の方が効率的です。
firstOrFail()を使うとどんなエラーが発生しますか?
firstOrFail()でデータが見つからない場合、ModelNotFoundExceptionが発生します。
Laravelは自動的に例外を404HTTPレスポンスに変換するため、通常はtry-catch文で捕捉する必要はありません。
カスタムエラーメッセージを表示したい場合は、例外ハンドラーで処理を追加できます。
まとめ
今回は、Laravelのget()・first()で0件データを綺麗に処理する方法について解説しました。
以下が本記事のまとめになります。
- おすすめ本
Laravelの勉強なら「PHPフレームワーク Laravel入門 第2版



最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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