【Angular】Zonelessで変更検知を実装する方法

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いずみ

こんな悩みを解決できる記事を書きました!

僕は現役フリーランスエンジニア(歴年)で、資格は個保有しています。

AngularでZonelessの変更検知を実装する方法を知りたい」とお考えではありませんか?

Angularアプリのパフォーマンスを改善したいと考えている方へ。

provideZonelessChangeDetectionを使えば、Zone.jsに依存しない軽量な変更検知をアプリに組み込むことが可能です。

いずみ

設定自体はシンプルなのでサクッと解説します。

ということで、本記事ではAngularでZonelessの変更検知を実装する方法を解説します。

いずみ

すぐ読み終わるので、ぜひ最後まで読んでくださいませ。

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いずみです
目次

【Angular】Zonelessで変更検知を実装する方法

早速ですが、AngularでZonelessの変更検知を実装する方法を解説します。

Zone.jsベースの変更検知の仕組み

Angularは従来、Zone.jsというライブラリでsetTimeoutやPromise、DOMイベントなどの非同期APIをパッチして変更検知のタイミングを検知していました。

Zone.jsのパッチ処理はアプリ全体を監視する仕組みのため、実際には更新が不要なコンポーネントまで変更検知の対象になり、実行コストがかさむ場合があります。

provideZonelessChangeDetectionはZone.jsを使わず、SignalやAsyncPipeなど明示的な通知だけで変更検知をトリガーする仕組みです。

いずみ

provideZonelessChangeDetectionはAngular v20.2で正式に安定版になりました。

それ以前はprovideExperimentalZonelessChangeDetectionという実験的なAPI名でした。

Zonelessを導入する準備

実装に入る前に、プロジェクト側の準備を確認します。

STEP
Angularのバージョンを確認する

provideZonelessChangeDetectionはAngular v20.2以降で安定版として使えます。

package.jsonの@angular/coreのバージョンを確認し、v20.2未満の場合はアップデートしておきます。

STEP
angular.jsonのpolyfillsを確認する

angular.jsonのbuildオプションにあるpolyfillsにzone.jsが含まれているか確認します。

{
  "options": {
    "polyfills": ["zone.js"]
  }
}

Zonelessに完全移行する場合は、polyfillsの配列からzone.jsを削除します。

いずみ

サードパーティ製ライブラリがzone.jsのパッチに依存しているケースもあるので、削除は動作確認をしてから行うのがおすすめです。

実装(コード付き)

実際にZonelessの変更検知を組み込んでみます。

STEP
bootstrapApplicationにproviderを追加する

main.tsのbootstrapApplicationにprovideZonelessChangeDetectionを渡します。

import { bootstrapApplication } from '@angular/platform-browser';
import { provideZonelessChangeDetection } from '@angular/core';
import { AppComponent } from './app/app.component';

bootstrapApplication(AppComponent, {
  providers: [
    provideZonelessChangeDetection(),
  ],
});
STEP
コンポーネントをSignalベースで書き換える

Zonelessでは、プロパティの書き換えだけでは変更検知が走らないので、Signalを使って明示的に状態を更新します。

import { Component, signal } from '@angular/core';

@Component({
  selector: 'app-counter',
  standalone: true,
  template: `
    <p>カウント: {{ count() }}</p>
    <button (click)="increment()">加算</button>
  `,
})
export class CounterComponent {
  count = signal(0);

  increment() {
    this.count.update((value) => value + 1);
  }
}

countをsignalとして定義しておくと、updateメソッドで値を書き換えたタイミングでAngularが自動的に変更検知をトリガーしてくれます。

いずみ

Signalを使わずにsetTimeoutの中で直接プロパティを書き換えるようなコードは、Zonelessだと画面に反映されないので要注意です。

STEP
テストコードにproviderを追加する

ユニットテストでもTestBedの設定にprovideZonelessChangeDetectionを追加しておきます。

import { TestBed } from '@angular/core/testing';
import { provideZonelessChangeDetection } from '@angular/core';

TestBed.configureTestingModule({
  providers: [provideZonelessChangeDetection()],
});

設定を追加しないと、テスト実行時にZone.jsが見つからないというエラーが出ることがあります。

移行時の注意点

Zonelessへ移行する際は、いくつか注意しておきたいポイントがあります。

  • OnPush戦略で書かれたコンポーネントはそのまま動作しやすい
  • Signal・AsyncPipe・イベントバインディング以外での状態更新は反映されにくい
  • zone.jsのパッチに依存するサードパーティ製ライブラリは動作確認が必要
いずみ

既存の大きなプロジェクトでは、一気に切り替えるのではなく、コンポーネント単位で少しずつSignalベースに書き換えてから移行するとリスクを抑えられます。

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よくある質問

Zonelessに変更すると、既存のOnPushコンポーネントは書き換えが必要ですか?

SignalやAsyncPipeを使って更新している既存のOnPushコンポーネントは、そのまま動作するケースが多いです。

setTimeoutなどの外部トリガーで直接プロパティを書き換えている箇所だけ、Signalへの置き換えを検討します。

zone.jsは完全に削除しても問題ないですか?

使用しているライブラリがzone.jsのパッチに依存していないか、事前に確認してから削除するのが安全です。

心配な場合は、angular.jsonのpolyfillsにzone.jsを残したままprovideZonelessChangeDetectionだけ導入し、段階的に移行する方法もあります。

OnPushとZonelessの違いは何ですか?

OnPush戦略はコンポーネント単位で変更検知の実行対象を絞る仕組みで、Zone.js自体は動き続けます。

Zonelessはアプリ全体からZone.jsそのものを取り除き、Signalなどの明示的な通知だけで変更検知を動かす仕組みです。

まとめ

今回は、AngularでZonelessの変更検知を実装する方法について解説しました。

以下が本記事のまとめになります。

まとめ
  • provideZonelessChangeDetectionはAngular v20.2で安定版になり、Zone.jsなしで変更検知を実装できる。
  • SignalやAsyncPipeを使った更新であれば、追加の対応なしにZonelessで動作しやすい。
  • setTimeoutなど外部トリガーで更新する処理は、Signalを通じて明示的に変更検知をトリガーする必要がある。
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いずみ

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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いずみ

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