最近はホストマシンにミドルウェアを入れなくても、仮想環境をサクッと作ってしまえば何でもできてしまいます。
個人的にPostgreを触る機会があったのですが、コマンドを打って勉強したいなと思い、それなら環境を作っちゃおう!ということで、Vagrantで作っちゃいました。
今回はVagrantを利用したPostgreSQL環境の構築方法を解説したいと思います!
僕のローカル環境
OS:Windows10 Pro
環境構築の流れ
環境構築自体は非常に簡単です。
VagrantでCentOS環境を構築
↓
Postgreをインストール
↓
データベースを作成
こんな感じです。思っている以上に簡単なのでサクサクいっちゃいましょう!
Vagrant×PostgreSQL環境構築
では、環境を構築していきます。
まず、任意の場所にフォルダを作成します。僕は「C:\Vagrant」に「Postgres」というフォルダを作成しました。
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C:\Vagrant\Postgres> vagrant init centos/7 |
先ほど作成したフォルダでコマンドプロンプトを起動し、Vagrantfileを作成します。
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C:\Vagrant\Postgres> vagrant up |
Vagrantを起動します。
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C:\Vagrant\Postgres> vagrant ssh |
SSHでログインします。これでCentOSにログインできましたね。
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[vagrant@localhost ~]$ sudo yum install postgresql-server |
yumを使用し、Postgreをインストールします。
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[vagrant@localhost ~]$ sudo service postgresql initdb |
データベースを作成します。
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[vagrant@localhost ~]$ sudo service postgresql start |
Postgreを起動します。
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[vagrant@localhost ~]$ sudo chkconfig postgresql on |
毎回startを入力するのは面倒なので、自動起動するようにします。
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[vagrant@localhost ~]$ sudo -u postgres psql |
postgresユーザでPostgreにログインします。ログインが確認出来たら一旦「\q」を入力してログアウトします。
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[vagrant@localhost ~]$ sudo -u postgres createdb sampledb |
DBを作成します。今回はsampledbという名前で作成しました。
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[vagrant@localhost ~]$ sudo -u postgres psql sampledb |
先ほど作成したsampledbにログインします。
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sampledb=# create user vagrant; |
ユーザを作成します。今回はvagrantというユーザを作成しました。
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[vagrant@localhost ~]$ psql sampledb |
CentOSにログインしているユーザもvagrantなので、postgreにログインする際にユーザ名を省略できます。
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sampledb=# select usename from pg_user; usename ---------- postgres vagrant (2 rows) |
念のため、ユーザができているかを確認しておきます。
ここまでくればPostgre環境の構築は完了です!仮想環境なのでぶっ壊れてもまた作り直せばOKです!
まとめ
最近仮想環境にはまった僕ですが、何より手軽に色々な環境を構築できるのがメリットですね。
一回作ってしまえばコマンドの練習なんかにも使えますし、間違えて環境がぶっ壊れても心配なしです。
ではまた!