仮想環境を使用する際に利用する「Vagrant」。
このVagrant利用時にSSLエラーが発生した場合の対処法を解説します。
目次
VagrantでSSLエラー
Vagrantのbox追加時や起動時に以下のようなエラーが発生することがあります。
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Error: SSL certificate problem: unable to get local issuer certificate |
VagrantでSSLエラーが発生する理由
SSLエラーが発生する理由は、「サーバからのSSL証明書を検証してしまっているから」です。
URLがhttpsのサイトからboxをダウンロードしたりするとエラーが発生します。
VagrantでSSLエラーが発生する場合の対処法
SSLエラーに対処するには、「サーバからのSSL証明書を検証しないようにすればよい」わけです。
つまり、httpsのサイトにアクセスする際、httpのサイトとして判断させるようにすれば良いわけです。
ということで、Vagrantfileに以下の1行を追加します。
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config.vm.box_download_insecure = true |
これだけです。簡単ですね。
追加箇所は、「config.vm.box」記載の後行辺りに追加すればOKです。
config.vm.box_download_insecureとは
設定 | 説明 |
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config.vm.box_download_insecure | trueを設定すると、サーバからのSSL証明書を検証しない。 デフォルトではSSL証明書を検証する設定となっているため、SSLエラーが出る場合はtrueを設定しておく。 |
まとめ
- VagrantでSSLエラーが出る場合は、「config.vm.box_download_insecure」の設定を疑おう。