Cognitoのデフォルトメールをカスタマイズしたい!
Cognitoのデフォルトメールって、まあまあダサいですよね。
Fromも謎なメールアドレスなので。
ということで今回は、SESを使用してデフォルトメールをカスタマイズする方法を解説します!
なぜSESを利用するのか
SESを使用する理由として、まあダサいというのもありますが、一番の理由は「メール送信の制限があるから」です。
公式にも記載されていますが、デフォルトメールは1日に50メールしか送信されません。
つまり、それ以上は使うことができないわけです。
システム的にこの制限は問題がある場合もあるかと思うので、そういった場合にSESを使用します。
SESを使用すれば、「メールの上限が50から50,000」になります。
SES設定
まずはSESにメールアドレスを設定します。
サービスからSESを選択します。
SESのサポートリージョンは3つありますが、どこでも構わないので選択します。
「Email Addresses」を選択します。
「Verify a New Email Address」を選択します。
Cognitoから送信されるメールのFromに設定したいメールアドレスを設定します。
ステータスが「pending verfication」となり、先ほど設定したメールアドレスにメールが送信されます。
メールアドレスに記載のURLをクリックします。
「検証に成功しました」と表示されればOKです。
SESの画面に戻って確認すると、ステータスが「verified」に更新されています。これでSESの設定は完了です。
Cognito設定
ユーザプールを選択し、「メッセージのカスタマイズ」を選択します。
先ほど登録したメールアドレスのリージョンを選択すれば、「FROM E メールアドレス」のプルダウンに先ほど登録したメールアドレスが表示されます。
送信メールをカスタマイズしたい場合は、上記の内容を変更することで可能です。
最後に、画面下部の「保存」ボタンを押して完了です。
まとめ
CognitoとSESを組み合わせるのって難しいのかなと思っていましたが、そうでもないんですね。
そもそもCognitoの画面にSESってワードがちらほら見えてるので、Cognitoとしても「SES使ったら?」って感じなんでしょうね。
ではまた!